『野鳥もネコもすくいたい』
- 作者: 高橋うらら
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2011/07/13
- メディア: 単行本
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普段は入れない児童書系ノンフィクだよ!
たまにコドモが借りてきた児童書や絵本も読んでるものの、まあいいか…とたいていカウントに入れてないのですが
今回は「読んでみて!」とお嬢におすすめされたので、おかーさん読んでみたよッ
内容は以前ニュースなどでも紹介されていた
小笠原諸島の野生化したネコの保護活動について
元は、カツオドリやオナガミズナキドリなどが被害にあっているため、野猫の駆除を!というところからスタート。
その後各方面の尽力で猫たちは殺処分を免れて第二の人生を歩むことに…といった内容。
野生化した猫の引き起こす野鳥の被害は子供向けの本でもあるし、さらっとしか触れられていなけれど
大人の想像力で補うとかなり甚大かつ悲惨でゾッとしますな…。
捕獲の様を見ていても「とても飼い猫に戻るのは無理そう…」と思えるものの、
実際はそれなりの努力をすれば、みんなちゃんと“普通のネコ”に収まってゆくのが不思議でした。
猫も犬などと同様“人に飼われてこそ幸福”なタイプの動物だから、というくだりにはハッとさせられたり。
畢竟、ペットが野生化してしまう問題は人間の飼い方に根本的な問題があるワケで
ぜひ猫飼いさんに読んで欲しいですな!
個人的な偏見かもだけど、引っ越し族のハヤシさんは過去複数回
ペット不可賃貸で猫飼い始める系隣人にあたっているんだぜ…
マナーを守ってネコもヒトも幸せに暮らせ!!