『ジョジョの奇妙な冒険』30〜50
ジョジョの奇妙な冒険(第4部) ダイヤモンドは砕けない 文庫版 18-29巻セット (化粧ケース入り) (集英社文庫)
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/06/15
- メディア: 文庫
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10巻区切りで読んでいるので、ちょっとお話ブツ切り感がありますが
大体は4部で5部の序盤まで。
虹村兄弟の話から4部完結までと、5部はポルポの遺産を取り行ってトリッシュが登場したあたり。
いやはや…
4部、想像以上に面白かった!!
相方曰く「ツインピークスみたいなモン」らしいケド、そっちの知識がないので素で
短編連作形式のコミカルありサスペンスアリの展開を楽しみましたぞ!
こういうの結構いいかもッ
もともと北森鴻(ミステリ小説)などですっかりおなじみで、かつ相性もいいのでサクサクと読ませてもらいました!
キャラがコミカルな意味で立っているのもいい読み味で、億泰とか康一くんとかほんといいキャラだわ…
でも由花子さんマジ、ストーカーですから!時代先取りすぎだろッしたり、間田は縮みすぎ!したり
露伴先生のクモの味ィは今見てもトラウマです〜とか、
私がパン屋でサンドイッチをチョイスしないのは完全に吉良のせいだ!!したりしました。
連載当時はちゃんと読んでなかったのでうろ覚えでまたそのうろ覚え具合が楽しかったり。
トニオさんのレストランはオチを知っていても楽しいし、宇宙人!?とか、鉄塔の男はまるっと忘れていたり
でもハイウェイスターの話は覚えていたり…人間の記憶力って不思議ッ
まじめな感想としては…
最近、読んだ“ファスト風土モノ”への回答が入ってるかも…
…と思ったり。
環境が人間を作るから、環境を良くしないとイカン!というのもわかるケド
住んでる人間の精神をはぐくむところから始めてもいいじゃないの?と思ったり。
杜王町はは架空の町だけど、あからさま最近開発されたベットタウンで
でもそこに住んでる人たちは田舎的な人から、都会的な人まで様々ででもそれがいい味だしてる、という。
ある意味理想の調和なんじゃなかろうか?
そういう都市計画論的なところから読んでも面白いかもしれませんな!
5部になると、完全に当時は読んでなかったので序盤の展開からして初見。
イメージ的に5部から先は“アタマ使う”印象なので、大事に読んでゆきたいですな。