『秘密の花園』

秘密の花園〈上〉 (岩波少年文庫)

秘密の花園〈上〉 (岩波少年文庫)


NHKアニメを子供のころ見てました!


その頃から、なんとなく「こういうの好きだナー」とは思ってたけど
大きくなって読んでみて、わかったぜ!


これは私のための本だ!!


自分趣味どストレートでした(笑)。


閉ざされた秘密の庭とか、タピストリーの裏の秘密の廊下とか
閉じこもった気難しい少年とか…


ハイごめんなさい、もう降伏しますです!


…むしろ、というかおそらく以前見たNHKアニメが記憶に強く残っていて
それに似たシチュエーションがすごく好きなんだなあと思ったり。


そういう意味では原点回帰!


読んでる間中、楽しくて幸せだったなあ。


いやしかし、前々回の『たのしい川べ』といい
イギリス舞台モノの風景描写の神がかり具合は素晴らしいものですなあ…。


ムアのイメージは、クラシック曲の“ヒースの荒野”のようなカンジかなあ。
以前、海外に行ったときにヒースばっかりの牧草地にあるホテルに泊まって
朝方、散歩に行ったことがありましたが
あんなふうなのかなあと、懐かしく思い出しましたぜ!


外廊下がオートロックで帰るときちょっとタイヘンだった…(そこかよ!)
※ぐるっと回って正面玄関に回りました


もちろん、庭の園芸作業の様子も素晴らしくて
そこらへんもとても面白いですな。


ああ、でもこのあたりは実際に自分が土いじりをしないと
ちょっとわからない感覚だったかも…庭付きの家に住んでてよかった(笑)


ともかく心にのころる良い作品でした。


このところ児童文学枠で掘り出し物多いので
今後もこちら系を読みついでゆく予定ですぞ!

次回更新


図書館レンタルで長野まゆみの『野川』を借りているので
それは読んでおきたいですな。

あとは、また新しく借りるか、自宅の本棚からリストの本を漁るか。
7月の世界樹4まで一ヶ月切ったので、
鋭意、読み進めておく予定です。


ではでは本日はここまでっ!