『超バカの壁』

超バカの壁 (新潮新書 (149))

超バカの壁 (新潮新書 (149))


養老先生、3冊目。


「本人も、いい加減にしろ」という*13冊目です(笑)


仏の顔も三度までなのか、それとも三度目の正直か、
前2冊(『バカの壁』『死の壁』)と比べてもなかなか面白く読めました。


ニート漱石の“高等遊民”説にはちょっと笑った!


でもたまに聞く言説ですな。


…というかニートってほんとにいるんですかね?
自分の周りの人は見当たらないので都市伝説なんじゃないかと思ってます。


他にも色々、今回は雑多な話題をとりあげて
若者へのフォローも多め。あまり気負わず読めました。


現代の問題はたいがい“ものの見方、考え方の問題だ”というのは
なるほど一理あるなと考えさせられたり。
上記のブルーバックスとは別に、頭の体操に良い読み心地でした。

*1:“あとがき”参照