『ゴーストハント7〜扉を開けて〜』
- 作者: 小野不由美,いなだ詩穂
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/11/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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すみませんストーリー忘れてました(二度目)
だってだって、ストーリー上の大きなネタバレに度肝を抜かれて
他が記憶の彼方に飛んで行っちゃったんじゃよ〜。
具体的な事件は廃校の話でした。
扉を開けて、中に入ると…出られない。
サブタイそういう意味だったのか!?(たぶん違う)
そのあとはもうホラー展開の真骨頂!
ひとり、またひとりと主要メンバーが消えて行き
いつのまにか“他の誰か”が増えている…。
怖いよお!!
小野不由美先生の特色として学校(1、3、4巻)とか、辺鄙な田舎(屍鬼)とか、家族(6巻)とか“狭い場の人間関係の描写”がうまいというのがあると思うのですが
“不気味な子供の描写”もハンパないですよね…。『緑の我が家』とか…ッ。ぶるぶるがくがく…ッ
そんな中、今回、多岐にわたって麻衣の活躍が光ってるわけです。
浄霊シーンすごく泣けたああ…。
同時にシリーズの中で麻衣の果してた役割ってやっぱ大きいなあ。
この子が主人公だからこのシリーズ成り立ってたんだなあと気づかされましたよ…。
続く、ナルに立ち向かうお説教シーンでも(笑)
リンさんをして“さすがにナルの負け”を言わしめる
麻衣の生活力溢れる地に足ついたぷんすかぶりはぼんと
見ててなごむは気圧されるわ、個人的にやんやの喝采モノでした。
たぶんぼーさんも、綾子も、ジョンも、真砂子も、安川少年も
みんな読者諸氏と同じ気持ちだったと思うぜ!!
麻衣ちゃん、最高!
…というかここ2冊分は完全にみんながナルに振り回された話だから
ここで一矢報いてくれないとおさまりのつかないところではあったぞ。
そんなわけでネタばらしも終わって
含みのあるエンドもおっけーおっけー!
※実際『悪夢の棲む家』があるわけだし
ああ楽しかった!面白かった!!
私の人生にはやはし小野不由美成分が必要だぜ!