『ゴーズトハント6〜海から来るもの〜』


すんませんストーリー忘れてたッ!


ナルの反則技があまりにも衝撃的過ぎて事件本体忘れてました(おいおい)。


読み返してみると事件本体も本当に良く出来たお話だったよ!


代替わりのたびに人死にが続出する老舗料亭。
その事件の惨禍は本当に凄まじいもので…。


2巻のマリーのお話のときにも“具体的な人数の人死にが一番怖い”的なことを感じましたが
今回は被害者がほぼひとつの家族内に集中しているのでより陰惨な印象。


それでもその家族の人たち自体は善良でいい人たち…というのがよりいっそう…。

途中、落命してしまった人を呼び出して犯人を特定しようとするシーンがあるのですが、
呼び出された側の人が「犯人は家族だろうから知らなくていい」という主旨の発言をしていて、胸がしめ付けられたよ。


そしてまさかの綾子ねーさん活躍!


やったね!見せ場だね!やれば出来る子だね!!


ナルノ反則技に目が行きがちだけど、こっちもすごかった。
綾子ねーさんの場合“巫女=シャーマン”なんだなあ…。


しかし今回は浦戸事件以上に相手が悪い…なんてッたって“かみさま”だもん!


漂流神うんぬんはさすがリライトの甲斐のある話だなあと思ったり。
謎解き面白かった!!


ということで…。


神おも砕くナルノ反則技!


一行の…特にぼーさんの負傷率といい、実際の被害といい
まったく碌でもなかったけどそれすら凌駕するナルはすごいよなあ


…いろんな意味で!


でもね、このナルのチート性能ぶりは正直、小野先生の愛だと思います(笑)