13〜15話感想!

13話『Bad move』
14話『smothered mate』
15話『Triangulation』


ファム感想をまとめてドンです。


総集編は飛ばす方針なんで15.5話は感想書かないけどヒトコト。


前作OPにテラおどろいたッ!!


大画面で見るられるとは…至福でした。作画も安定感あるし!
でも、一応ファムはファムたちのお話だから前作総集編はいらんような…ッ


後半話があっちこっち行ってた気がしたけど
対マエストロ・デルフィーネでまとめると、あらまあスッキリ!


ソフィアさんやアレックスの出番控えめでも
ヴィンスの「我が皇帝に〜」から「漸減口径式重口角砲発射!」の流れを
やってくれたから、いいです。
「時限信管魚雷12…」「いや、5秒だ!」はなかったけど
細かいことは気にしないんだぜ!!
※余談だけどファム本編でもヴィンスの副官さんナマズ髭の人でうれしかった…


まあ、総集編フィーチャーはこれくらいで、さっくりファム本編いくよーッ!



13話でグラキエス攻防戦
14話でヴァサントのクーデター
15話でアウグスタ・サーラとファムたちの出会い


…といったところでした。



13話ではGONZOさんの本気を見たぜ!!


大艦隊を送り込んだアデス連邦と北の強国グラキエスの大決戦!!


数を頼みの属国艦隊を捨て駒に、グラキエスの主力“翼の乙女”たちを
新兵器で屠り(ファムたちが情報リークしたから全滅は免れたけど)


首都防衛の対空砲地域の迎撃は絨毯爆撃で一掃


王手を詰まれたグラキエスが奥の手の“女神”=エグザイルを
ミュステリオンで覚醒させれば
連邦総統ルスキニアは手中のリリアーナを使って
トゥランのエグザイルを戦線に投入する…。


こういう全力の艦隊戦は燃え滾るね!


正確には艦隊なのは連邦だけで、守勢のグラキエスは防戦一方なんだけど
ああくればこうくる、こうきたらああするの応酬がすごい。


最終的にはエグザイル対エグザイルの惨禍…


エグザイル大戦の描写はなくて、パッと次回14話で戦後の話になっちゃうんだけど
連邦側の将軍ソルーシュやオーランが見渡すグラキエスはあたり一面、生命もない瓦礫の山。


逆にゾッとする描写でした。


これ、もうほとんど核戦争並だな、という酷さ。
勝利以上に払った犠牲が大きすぎて、
そりゃあ連邦側の各人もいろいろと思うところ出るよなあ。


ともあれエグザイル投入でグラキエスを制し
残るは世界の果ての帰還事業の只中にあるアナトレーのみ…
うわあ!シルヴィウスの消息も知れないのにどーすんのと思ったらッ!


来たよ!ヴァサントのクーデター!!


回想のグランレース回でアウグスタに忠誠を誓ったいたのは
この複線だったのかーッ!


ヴァサントを突き動かした最期の一押しは
グラキエス戦で捨て駒にされたケイオス移民団の全滅だったろうけれど


「このままでアウグスタが虐殺者とよばれてしまう」という懸念は
まったくもって、その通りで
ああ、ヴァサントは本当に、本当の意味でアウグスタを敬愛してるんだなあと心を打たれたよ!


でも、ケイオス移民団の処遇からすでにキナ臭く
ヴァサントのクーデターは実はルスキニアの読みのうちでは?と
疑問が掠めていたら15話…ッ
※以前にもカイヴァーンとの会話でルスキニアへの懸念を語っていたもんね…それを見逃すルスキニアでもないよね…


はいスルキニアの読みどうりだったよ!



うわああああ!


ファムたち主人公3人娘は襲撃を受けたあとのカルタッファルで
草レースをやってもう一度、決意を新たにしてましたが


しんみりしてるあいだに世界がぐるっと回っちゃったぞ!


前作の時のも感じたことだけどラストエグザイルの世界は
主人公がどことで何をしていようと情け容赦なく
どんどん世界が進んでいってしまうよね…ッ。


さっそくファムたちも反ルスキニア軍のお誘いが来て
アウグスタ・サーラと初会見。


ファムはやっぱりファムでした!


天然娘の天衣無縫といいますか、すごい人たらしといいますかッ。


でもそれでこそファムなんだぜ!


サーラもグランレースの話を聞いて、落命した母がかつて目指し
今、自分が目指すべき“戦争のない”世界の輪郭を
つかむことが出来たんじゃないのかなあ。


そっと見守るヴァサントさんが本当に優しそうな目をしていて
彼女はサーラの母代わりでもあるのだなあと思ったり…。


……。


でもその路線、なんだか死亡フラグのような気がして恐ろしいよッ!


反ルスキニア軍は烏合の衆というか、反乱分子の勢力結集というには
いささか頼りない印象。


そうだよね…もう事前に粛清イベントをやってあるし
グラキエス戦で属国艦隊はすでに壊滅してるものね…ッ。


ルスキニアの頭のキレ具合が空恐ろしいです…ッ


アラウダに「アウグスタをお連れしましょうか?」と打診されても
「今はまだいい」と切り返せるその余裕。
どこまで言ってもルスキニアは先読みが飛びぬけていて
かつ行動が的確すぎて万能ラスボス過ぎです…ッ


リリアーナもこのルスキニアの非の打ち所のない完璧さに屈して
今の処遇に堕ちることになったのかなあと考えると少し切ないぞ!


このまま次はソリューシュとオーランの幼馴染艦隊に
反乱軍を討伐させるルスキニアだけど
これはまたぞろこの2人を秤にかける腹積もりなのか…。


もう恐ろしすぎて明日が見えない!!


唯一のルスキニアの計算外は幾度か手がかかるところまで来て、その命を摘みそこねたミリアの存在と、
ファムたち空に関しては強い空族たち
あとはまだそれほど情報がないアナトレーと、そのエグザイル


…なのかなあ。


しかしその全部を寄せ集めてもルスキニアに対抗できるる気がしない!!


ルスキニアが最期に目覚めさせていた
太古のエグザイル的施設(兵器?)もあるし
いったいどうなっちゃうんだ!このおはなし!!
どーやったらまとまるんだ!このおはなしッ!!
※いやもちろん最終回はグランレースだって信じてるけどッ!