第3話感想!
『Light square』
おぼろげながら世界観と物語の終着点が見えてきたぞーという3話。
わりと地味話だったけど、さっくり参りましょうッ!
おはなし
>>これは次回あたりファムたちと親交を深めるイベントくるかッ!?
とぞ、前回に感想述べましたが
ハイ今回、親交回でしたーッ
トゥラン敗戦の痛手と喪失から抜け出せないミリア。
あれこれムチャ振りしたけど落ち着くところに落ち着いたよ!ってなおはなし。
大きな見せ場はちょっとなかったけど
冒頭でアデス連邦側の事情が出てきたり
空族の人たちの立ち位置がわかってきたたり
物語の終着点がほんのり見えてきたりと
あれこれ進展回でした
はじめ2話がすっ飛ばしてきたから、ここらで一息ついてもまあいいよね!
さて、今んトコの敵・アデス連邦は有能な将軍達を使って
着々と世界を平らげている模様。
でもその目的は単なる差別的な移民排斥じゃないもよう
トゥラン王国の例で言えば、とゥランの入植で住処を追われ
連邦内に逃れてきた原住民族人たちに“正当な土地を返してあげる”という目的があるんだそうな。
皇帝的な地位らしい“アウグスタ”はまだ、小さい少女で
実際の政治はルスキニアたち将軍や、たぶん他にも政治周りのヒトがいて
そういう重鎮達が動かしているらしいですな。
でもアウグスタを利用している、とまで言うわけでなく敬意をもって接していて
アウグスタも将軍達に信頼を寄せているといった関係の模様。
さすがに戦場の敗軍側の悲惨な状況などは
幼いアウグスタは知らないのだろうけれど…。
将軍の中で大柄なカイヴァーン(1、2話の戦場でもいましたな)に
わきわきしながら担いでもらうアウグスタの一幕がかわいかったよッ
しかしそんな急進的なアデス連邦にもかつては和平を望む機運もあったようで…。
ファムたち空族サイドのお話ではかつて行われた世界規模のヴァンシップレース“グラン・レース”の話が出てきました。
世界平和の象徴“グラン・レース”をもう一度!
…って言うのがファムたちの目標=おはなしの到達点のなるようです。
でもそのためには、アデス連邦の激しい侵攻を収めないとな!
単純にアデス連邦を打倒する!というよりは、周辺勢力を糾合して
連邦の急進的な勢力を削ぐ。
そして、強国による支配ではなく強調的な和平を…って言う流れになるのかな?
個人的には“悪いのは××だ!”的な勧善懲悪より
マイルドな世界をこのおはなしに望みたいです。
キーパーソン
まったくファムはお人よしだなあ!
…ってことで我らが主人公ファム。
人生浮き沈み激しいミリアの影に隠れがちだけど
このおはなしの主人公はファムだよッ!
主人公らしく出自のお話が出てきて、ファム自身が戦災孤児で
赤ん坊のうちに空族に拾われた身の上だったみたいですな。
その後、ジゼルたちの一家に引き取られ
自由で親切ででもたくましい空族の中で育ち
今のファムになったようです。
ファムのお人よしでフラットな性格はちょっとつかみづらいけど
たまにはこういう主人公気質もいいんじゃないかなあ。
それにしても気になるのは空のエグザイル。
制御キーたる人物で明らかになっているのはトゥラン王国の姉姫リリアーナだけで
他の制御キーは諸ぞ財も存在も良くわかっていないらしく…。
前作のプレステールの人たちの制御キーはアルヴィス嬢*1だけど
残りはどうなるのか?
もしかしたら出自に謎が残るファムもそういう資格があったりするのかなあ…。
ちょっとドキドキだぞ!
次回予告
次にお出ましは謎の戦艦“死神”シルヴィウス。
“死神”の名前を関する戦艦いうたら前作の“死神”シルヴァーナだよねッ!
※でもハヤシはシルヴァーナよりウルバヌスの方が好きだったなあ(笑)
…ってコトでコレはなかなか期待できそうな…?
これからもたのしくファムを視聴してゆく所存です。
*1:キャストが花澤さんでびくっくり!前作はマドセインの娘さん(デヴュー役)だったよね!