『八つ墓村』
- 作者: 横溝正史
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 1971/04/26
- メディア: 文庫
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身内が横溝正史のを攻略し始めたので便乗!!
由利先生シリーズは読んでいたけれど
金田一は有名すぎてスルーしてました(笑)
われながら天邪鬼な…。
表紙がちょっと前に新しくなって、読みやすさ一億倍ですなッ!!
※旧版の表紙、内容以上にマジにホラー
すでに映画版を見ているのでネタバレ済みですが
思いのほか面白く読めた!!
分厚い本の割りにすごい速度で話が転がっていく(人が死ぬ)クオリティに驚いたッ!!
結構陰惨な話なのですが*1 、それでも未来に光も見える終わり方をするところが良いです。
アガサ・クリスティーなんかもそんなところがありますな…。
ベタだがそこが良い!!
暗くて悲惨なだけの話なぞ、読んだってつまらないぜいッ
ネタバレ済みで犯人もトリックも意外性はなかったですが
思いのほか「たたりじゃあーー!」って言わなかった(しょぼん)
『本陣殺人事件』だけは既読なので、次は『獄門島』だッ!!
しかし、横溝作品は内容もだが、題名がハイクオリティに怖いなあ…。
*1:最近こんなんばっかだな…。