『GOSICK7〜薔薇色の人生〜』
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/03/25
- メディア: 文庫
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今回も絢爛豪華ッ!
20年前の王妃ココ=ローズの殺人事件の解決と並行して
コルデリアの過去も明らかになるんですが
書下ろしで富士見ミステリーの縛りが外れたせいか結構な勢いで悲惨でした。
だからブライアンはコルデリアの娘で瓜二つでも
ヴィクトリカの事を嫌ってるんだなあ…。
一弥にとってのヴィクトリカのように
ブライアンにとってはコルデリアが姫というわけですな。
ココ王妃の事件の真相はあっさりわかっちゃったりしましたが
それはアレだ!
数日前に、ボカロの“悪の娘”シリーズを通しで聞いたからだよ!
ものすごいタイミングですが、まあそんなこともあるんだろう…。
しかし、よもや錬金術師リヴァイアサンの話がここへ繋がってくるとは…。
※ちょうどアニメで“愚者を代弁せよ”まできたから、そこも楽しみ!。
他にも劇場「ファントム」の人々もとても生き生きしていて
ジンジャー・パイや2人の“おばあちゃん”ズも本当にいい味出していました。
最後のエピローグも素敵。
本編最終章前というか、かなりお話も大きくなったし
続きが楽しみです。
本編追いついたので、そろそろ短編集に手を出さねば!