『花の慶次〜雲のかなたに〜』
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コンビ二のペーパーバックを相方実家でイッキ読み。
戦闘描写がキツかったのでささっと読み流しました。
なんでライトな感想で…。
ちょうど大河ドラマ“天地人”を半周遅れでHDD消化しているので
時代がドンピシャかぶり!
時代モノは作者、作品によって人物の性格付け(キャラ)が違ってくるのが醍醐味ですが
両者では伊達政宗がかなり違った人物にかかれてましたね…。
正宗はいろんな性格で、いろんな描写がありますが
地味に弟生存ルートはじめてみました。
これはちょっと掘り出し物だった…。
作品の性格上“常に前より大きく張る”展開ですが
利休を種に琉球編をふったりと、うまく視点を変えて
長期連載しのいでいるなあという印象。
ん〜、でも正直、琉球編引き伸ばしだったと思うけども。
見ていて気になったのは、出てくるキャラクターが死ぬかそうでないかが
割りとあからさまだったところ
美形→生存ルート、そうでないキャラ→死亡ルート
あるいは死ぬ場合でも美形キャラは丁寧な扱われ方な気がしまする。
よく少女マンガを揶揄して「イケメンは死なないんでしょ(笑)」といわれますが
一昔の少年漫画もノリとしてはおんなじなんだなあ。
おおむね興味深く読めたけれど、
たぶん原作を読んだほうが自分的には肌にあっていたと思われます。