『火村英生に捧げる犯罪』
- 作者: 有栖川有栖
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/09/25
- メディア: 単行本
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数ヶ月前の『妃は船を沈める』の感想で…
おそらく一昔前なら確実にノベルスで収まっていい分量だと思うのですよ!
ああ、新本格ミステリはついに贅沢嗜好品になってしまったのかッ
次も単行本だったらどうしよーーー(泣)
…などと書いてましたが、うん、まあ、また単行本だった!!
もう“国名シリーズ”以外で有栖川作品がノベルスで読めるとは思うまい…ッ
※まさか“国名〜”も単行本とかないよね?
※それそころかもう“国名〜”打ち止めとかないよね、よね?
内容は前回の『妃〜』が中篇2つ構成だったのと比べると
わかりやすく短編集なのでヴァラエティに富んで、お得感がありますな。
タイトルは思わせぶりですが、思わせぶりタイトルは『モロッコ水晶の謎』のなかの
「助教授の身代金」で経験済みなので、まあそのくらいに考えておけば…(笑)
どの話も練りこまれてあって久々に良い推理小説を読ませていただきました。
次回更新
まだまだ読了ストックがたまっているという、近年まれに見る状況ですが
順次時間が取れ次第、のせてまいる所存です。
また、長らく記事をサボってるセカキュー2もやっとこクリアーしたので
真ボス戦と総括ぐらいはやりたいところ
上の2つを年内にがこれからの目標になりそうな予感ですな…。
年明けしたら、諸事情告知を双子ブログにのせる予定です。
ではでは本日はここまでっ!