巌窟王　第５幕　感想 - 万能天国ハヤシライス

『あなたは婚約者を愛していますか』*1

キーワードで引っかかった方も、検索で飛んでらした方も
どなたさまもボンソワ〜。

再開したからには勢いに乗ってどんどこしょですぞッ
そんなわけで今日も楽しく巌窟各話！！

ではではさっくりと参りましょうッ

拝見！フシギ系伯爵家ツアーのつもりが
ひょんなことからいきなり海賊流の決闘に！

伯爵からしてみれば裏があるのがわかっている
アルベールの両親の“神聖な結婚”をダシに
わざわざ決闘さわぎにもってゆくのが逆説的で面白いですな。

最視聴してみると、けっこう伯爵、性格ゆがんでるなあ…
※復讐鬼だからね…

絵柄としては前半終了時にシャキーーン！と効果音つきで止め絵なのが
巌窟にしては珍しい演出ですな。

さてルナ編から久々のアクションシーンな訳ですが実力差は歴然…。
あっというまにアルベールが海の藻屑にッ！

しかも海には血に飢えたサメ！

いいのかそんなん飼ってて！っていうか餌とかどーしてんの！
…などといってる場合でなく

そりゃもう「悪い夢だ…」(Byフランツ)と思いたくもなるからッ

それに続く伯爵斜め飛びも若干悪い夢と思えなくもないですが*2
ともあれアルベールは命拾いして落日の焚き火シーン。

人工の夕日に照らされて
普段は青い伯爵の肌が血の通った色に見えるのが
心憎いなあといつも見ても思いますなあ。

セリフも端々とっても意味深で、最終幕まで見てから改めてみてみると
初見とはまた違った味があってよろしうございます。

　　　パリの方々は穢れているッ

…ということでマクシミリアンで！

本当は伯爵でも良いのですが

どーしても斜め飛びで爆笑するからッ

あれ、飛んでるときは帽子とマントはおってんのに
飛び込む段になるといつの間にかない…

シーンのつなぎの合間にカメラの回ってないところで
飛びながら起用に脱いでバティスタンあたりに
「はいやーー！」って帽子とマント投げてたらより笑える…
※そんな妄想すんのアンタだけだよ！

笑える人よりは真面目な人が良かろうということで、ね！(無理やり)

…というか実はあんまり見せ場がないよね彼…

のちのちヴァランティーヌがらみで少しクローズアップするものの
本編途中で退避というかフェイドアウトしてしまうので
その前に取り上げとかんと！といったところです。

原作だとほとんど準主役あつかいで逆にフェイドアウトしちゃうのが
アルベールやフランツなのがアニメと対照的。

そんなマクシミリアン、年齢は若返っているようですが
性格はほとんど変わってない気もいたします。
そういう意味ではとても貴重なキャラクターかもしれませぬな。

私事ですが、以前、ハヤシ個人がパリ旅行したときに
パリという街は何かにつけてアジア系観光客に優しくない都市だったので
アクシデントがあるたびに心の中で

「パリの方々は穢れているッ、だよこんちくしょー」

と一人思ってました。

…ガルニエの受付のねーちゃんはごまかした１ユーロ返せ〜！*3

パリと聞くだにいつもマクシミリアンのセリフを思い出しまする(笑)

この幕の引きは、まずいセリフでうっかりユージェニーやさぐれさせてしまい
挙句の果てに逆切れして廊下をカツカツなアルベールですな。

次回はそのユージェニーの事情がつまびらかにされてゆくところで
ここもなかなか好きなお話でございますッ

…とはいえ、とりあえず続きは来週で！

次は今度こそＺをッ！

相方と一緒に視聴しているのですが
毎回、最大のライバルの大河ドラマをもう見てしまってあるので
明日はちゃんとＺのＤＶＤ見られるハズ！

少なくとも土曜日までにはあげたいところです。
読書枠もがんばんないとな…。

ではでは本日はここまでッ！

*1:脚本・高橋ナツコ

*2:「扉が開いてましたので」といい時々伯爵はギャグと紙一重だ

*3:ハヤシは恨み深い性格です