映画“ブレイブストーリー”感想

見てきました。個人的な評価は“わりと良かった”ですぞ!


スタッフ&キャストでツボ範囲にぐぐっときたので。
ある意味EDスタッフロールが一番の見所だったり(笑)


レディースデイ1000円のモトは取れたかな。
1800円出して見に行くかというとちょっと微妙ですが…


ではではさっくり感想まいりましょうッ!

ストーリー


…というか内容面で。


原作既読派なので情け容赦なくネタバレでまいります。
ちょいと下げておきますので、お嫌な方はスルーで
ご興味のありの方はぽっちっとプリーズ!



以下ネタバレ感想です



さすがにあの厚さの原作を2時間尺にまとめているだけあって


ブレイブストーリー・ダイジェスト版


とも言うべき駆け足展開にはなってます。
ぎりぎり物語の整合性がついているかな?というレベル。


原作前半部分の三谷家の絶望的な家庭状況や、大松さんのエピソード等
親子連れがドン引き&置いてきぼり状態になる要素は省かれております。


幻界に行ってからもハルネラや人種差別等の問題はほぼスルー。


でも、だからこそあまり暗くなりすぎずに


明るくテンポのあるストーリーに仕上がっております


娯楽作としては、さらっと流せて良いです。
2時間きっかりだから退屈したりしないしね!


個別エピソードがない分、キャラクターの魅力が削がれてしまってるのは
原作派にはちょいと残念ですが


キ・キーマは陽気だし、ミーナはかわいいし、なによりカッツさんがカッコいいッ!!


さて、お話は“ワタルとミツル”に主軸をおいて進んでゆくので
よりわかりやすくなってました。



“願いをかなえるためならなにをしてもいいのか?”



これを前面に出してたので、最後の女神の塔での選択まで綺麗にまとまってました。


そしてハヤシは感動症なので…


途中、3回ぐらい涙ぐんでましたッ



…おかしいなあ、そんな感動対策でもないんだけど……うぬう。


年をとると涙もろくなるってほんとうですなあ(逃げ口上)


大人の厳しい審美眼で鑑賞に堪えうるか?というと自信がないですが
子供と一緒に、あるいは歳若いティーンの方々が見に行くには
良い作品だよ〜とぞ、オススメいたしますッ!!