『園芸家の12ヶ月』

園芸家12カ月 (中公文庫)

園芸家12カ月 (中公文庫)

図書館で何冊か本を借りる場合は、一冊は名作モノ、
著名作家モノを混ぜるのが、自分ルールでございますッ


今回はチェコの誇るもっとも有名な作家、カレル・チャペックで!


チェコの作家を読んでいる、などと言うとたいそうな読書家に見えますが
なんてことございませぬ。


チェコの作家なんてチャペックしか知りませんッ!
しかも一番有名な『R・U・R』詩か読んでませんッ!!
※〝ロボット〟という用語が始めて出てきた戯曲でとして有名ですな


しかも厚みは1センチ以下ッ(笑)


それが12ヶ月ごとに分かれているわけで、読みやすさは天下一品!
内容もガーデニングに関するもので、親しみやすさもございます。


ガーデニングに詳しくなくてもチャペック独特の諧謔の効いた
エピソードの数々ですんなり読めるのも良いですなあ…。


もちろん作中にはべらぼうな数の園芸植物の名前がズラズラ出てきますが
ハヤシの知ってるような植物もちらほらなので、まあ問題ないかと(笑)


園芸関係に興味のある方は、もっと楽しめるんだろうなあという一冊でございましたッ!