『黄色い犬』


黄色い犬

黄色い犬


えー、絵本です。


って、絵本かよッ!


…とぞ叱られてしまいそうですが、作者は『天国の本屋』シリーズの片割れ
田中渉さんです(絵も文も)


ちょっと時間がなくて、でも本が読みたくて、たまには変わったものが読みたいし〜


ってな時には、図書館の〝おとな絵本〟コーナーを漁るようにしているのですが
結構これが掘り出し物だったりするのですよ!


これもアタリで、なんだか読んでて涙腺にじわっと来ました。


タイトルどうり〝黄色い犬〟のぬいぐるみの一人語りなのですが
定石なストーリーであるにもかかわらず、読み味がすばらしい。


ちょっとまえ、相方の子供のころの写真を見せてもらう機会があったのですが、
相方は〝黄色い犬〟ならぬ〝緑のパンダ〟*1をかわいがっていたらしく
ちょこちょこ一緒に写ってました。


相方 「あれ、あれ、あのパンダどこやったの?」
母  「あー、すてちゃったかなあ。どこかに仕舞ってあるかもねえ」


とぞ、いってましたが子供の頃のお気に入りというのはやっぱり
人の記憶に永く残るのだなあと実感。


消費社会、物量主義な昨今ですが、やっぱり大切なのは
〝本当に大切なひとつ〟を見つける力なのかなあとぞ、思いました。


うん、良い本だった。


実は『天国の本屋』シリーズ未読だったりしますが(笑)
そのうち読んでみようかな…。

次回更新


最近レンタル屋に行くのをサボってるので、ちょっとネタ切れ気味でございます…。


なんがしかは仕入れて、ゼーガの各話の前に持ってきたいところですな。
エルガイムもまだかりてないのでこちらは来週以降に持ち越しやも。


来週末までちょっと立て込んでるので、もそもそペースで申し訳なく……。


読書枠は久々、図書館遠征で北森鴻を初挑戦!*2
他は坂木司だったり、上遠野浩平だったり、カレル・チャペックだったり。


わりとライトに読めそうなラインで借りましたが、読むのは多分来週以降……。



君は読みきることができるかッ!



…な具合でございます。とりあえず適度にがんがろう。


ではでは本日はここまでッ!

*1:天気によって緑、紫、白に変わる

*2:支那蕎麦の謎』をかりました