聖戦士ダンバインDVD8巻感想!

キーワードで引っかかった方も、検索で飛んでらした方も
どなた様もこんにちは〜。


ホントはリュー枠だったんですが、こっちが先に見終わってしまい、
見終わったら、見終わったで、超!展開ッ!!*1


もう、ちょっ…こ、これは、あげとかないとまずいんでない?
…ってことで毎週ダンバイン劇場からスタートです。


日曜日が嘘予告ですみません、すみません…
どなたさまも申し訳なく……。


注:今回、記事がバカ長いです



題して…


「ついに最終決戦へ!!


トッドの悪運も尽きれば、ゼラーナだって墜ちるッ!黒騎士だって、ハイパーだッ!!
ついにエレ、シーラ二人の女王が世界の命運を決するべく命を賭して前線へ!
そのときゲアガリングはウィルウィプスはッ!
そしてドレイク、ルーザ、リムル、ルフト家の愛憎が新たなる悲劇を呼ぶ!!
混迷の戦場の中を駆け抜けるビルバインのショウ!!
炎を上げ陥落する巨大戦艦!失われゆく命…
ショウは愛するものを守り生き残ることができるのかッ!!」


…………火サス系、2時間ドラマサブタイにしていました…ッ


ていうか、冷静に〝みどころ〟とか言ってられーーんッ!!


…というのが正直な直後感想ですが、ま、一晩、寝たからね。
ちょっと心を落ち着けてまいりたいと思います。


ちなみに最終話はまだ見てませんッ(現在、生殺し状態中)

〝ビヨン・ザ・トッド〟


〝クロスファイト〟の超展開があるので
忘れそうになりますが、手始めはトッドでッ!


ついに悪運も尽きたか!という最期ですが、
最後の最後で、意外と母国や母親のことを考えていたりする
人間的な(地上人的な)ところが強調されてます。


ショウとのやり取りもキレイにまとまってるので、俄然お株が上がりまな。


「いい夢…みさせてもらったぜ……」
これがいい夢でたまるかよーーッ!!


心の名セリフ賞を捧げましょうッ!

ルフト家の業


リムルがゲアガリングを抜け出したはいいものの…


いつもの調子で愛するニーのもとへ直行
→父、ドレイクのウィルウィプスへ


…という展開。
ちょっとアレ?と思っていたらこんな超展開がまっていたとは…ッ!!


〝大局を描きながらも、その闘争の根源にあるのは個人の思想であり愛憎である〟


というのは冨野作品のラストバトルならではの醍醐味であり、みどころですが
その中で今回〝悪の勢力〟であるルフト家の業を背負わされたのが
リムルである…といのは重い……。


けれど同時に「ああ、そうなのか!」とも思わされるところでもあったり。


ドレイクもルーザも、確かに野心家であり、諸悪の根源であるのだけれど
彼らそのものの存在が悪であるわけではなく、その野心の芽を育てる環境が整ってしまったのがいけなかった…。


たまたま、オーラマシンの設計の才がある地上人ショット・ウェポンを拾ってしまった。
たまたま、いかにも手玉に取りやすいビショト王が同盟国の中にいた。


それが運の尽きで、ルフト家の業だなあ…と。


その業のツケを払わされるのが娘のリムルである、というのは
確かに重いしツライのだけれども、
悪業の対価としては納得せざるおえない部分もあるかと。


ドレイクはラスボスの側面もあるし、次回へ持ち越しですが
どういう最期を迎えるかしっかと目に焼き付けておこうとおもいまする。

エレさま


エレさま、エレさま、エレさまーーッ(泣)!!


今回、いろいろあったけどやっぱり個人的に一番ショックだったのは…


エレさま、エレさま、エレさまーーッ(泣)!!


そしてついでにゴラオン(…とエイブ艦長ッ!)!!


いかなエレさまといえど、ハイパー化を食い止めるためには
ここまでしなくちゃならないとは…ッ!


それでも、シーラさまのグランガランを、ショウのダンバインを守るべく
まさに死力を尽くして、黒騎士の拡散するオーラ力をすべて受け止めきって、
崩れ落ちるエレさま……。


もう健気とか、強いとか、立派とか言ってらんないですよッ!*2


ああエレさま……。


思い起こせば初登場時、
「地上人っていっても、わたし達とあまり変わらないのがおもしろい」と
ほんとうに無邪気に笑ってらしたエレさま。


父君をなくして、祖父の下に身を寄せつつも
母君と山篭りに行かれる荷馬車のエレさま。
(そしてこっそり見送るフォイゾン王)


無残にも母君を殺され山を追われて
ぼろぼろで砦にたどり着いたあげく番兵にボコられるエレさま。


祖父フォイゾン王を亡くし、ゴラオンと地上に投げ出され
心かよう方がいたと思ったら、あっけなく死なれちゃうエレさま。


落ち込んでたら「女王って気楽なものね」なんて
冷たく言われちゃって、オチオチ落ち込んでらんないエレさま。


短い生涯、戦禍に見舞われ、戦火を潜り抜け、
それでもまた戦わなきゃならず…ッ!!


………。


誰かッ!エレさまに〝しあわせ〟を特盛りでッ!!


ゴラオン10杯ぶんぐらい…ッ!


エレさまのような方をみすみす死なせてしまっては、
そりゃシーラさまも、〝特攻しかないかも〟…て気持ちになるよね!!


そのお心をさらに汲んで、大破したゴラオンと気合でゲアガリングを沈める
エイブ艦長が…ッ


あんたほんものの漢だよーーーッ!!


心の名艦長リストに加えておこうかと思いまする。

次回予告〟がオニ予告な件

キーンが、ニーが、そしてマーベルまでもが…(以下略)*3


う、うう…よ、よこくが…次回予告がオニなんですけど…ッ
こんな血も涙もない予告は今まで生きてきて初めて…で…す。


第一巻蛇足の〝死亡フラグあて〟の予想を上回るスゴイ展開そう…(泣)*4
(あ、あたるなんておもってなかったんだ…あたっても嬉しくないんだ…)


こ、こ、こ…これはッ!まさか伝説の〝イデオン〟エンド*5じゃあ…ってば、はっ!!


いかんいかんッ!な、な、なんとしてもこの目で、
このバイストン・ウェルに端を発した物語の行く末を見届けねばッ!!


気合を入れてロールキャベツを作ったら、
今日は相方の帰りを待ってついに最終回です。


ああ、走馬灯のようによぎる、
不吉なトラウマ最終回の数々………。


「冬になるとなぜだか悲しい気持ちになりませんか?」っていわれても
→それはVガンダム
「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」「…ありがとう」ってなっても
→それはエヴァ
「私の名前は…エドモン…ダンテ…ス(がっくし)」って死なれても
→それは巌窟王って…最終回じゃないじゃん!


とにかく、最期まで見届けてまいりたいとぞ思います。
次回のダンバインは最終回+OVAで、できれば総括もくっつけて
来週お届けしたいとぞおもいます。


明日は……うう、お役所と医者のコンボです。
お、おやすみ…させていただき…ま…す…orz


今週のリューのノルマは38、39話でガルデン祭りなので
なんとしてもちゃんとあげねば…いや、あげてみせるッ!!


死なない程度にがんがります。

*1:最終回直前ぶったぎりの巻なのですな

*2:ましてや、裸とか毛布でてくるの早いよねとか言ってる場合ではない…よな…。

*3:むしろ自主規制

*4:感想はこちら→http://d.hatena.ne.jp/hayashi-azuma/20060118

*5:伝説に聞いてるだけで見てないけどね…