覇王大系リューナイト第13話感想

『死霊がいっぱい 切り札はイズミ?』*1


今回サブタイから小野不由美先生の〝悪霊シリーズ〟思い出した方…
仲良くしてください(笑)


冗談はさておき、シリアス度の高かった〝氷の城〟編から一転、
いつものてんやわんや道中記に。


な、なごむ〜ッ!!


〝氷の城〟編でイマイチ活躍のなかったイズミのかんむり話でございます。

  • ストーリー

アースブレード&途中のパフリシア王国への旅を再会したいつもの一行は、
立ち寄った妙に廃れた街で人々の熱烈な歓迎を受ける。
人々の熱い期待を一身に受けるのは…なんとイズミ!!


街は悪霊と化した魔導師マドロの跳梁に怯え、
夜ともなれば城を根城に亡霊兵士がさまよう始末。


胸を張って〝悪霊退治〟安請け合いする、アデュー・サルトビ・パッフィーを尻目に
当のイズミはなんだか浮かぬ顔…。
そう!イズミは悪霊が大の苦手…。


及び腰のイズミが役に立たないせいで
イズミを信じて案内役を買って出た少女ルミナとハグハグが
亡霊兵士の刃にかかってしまう。


ここで逃げては僧侶がすたる?!


仲間達の励ましを受けて奮闘するイズミ。
果たして悪霊嫌いを克服し、死霊マドロを退治することができるのかッ?

  • みどころ

イズミですよ、イズミっ!!

ただでさえ熱血主人公とカワイイ魔法使い姫、クレバーだったり怒り心頭だったりな忍者と
回りが濃ゆいうえ、
年齢も高くて身体はでっかくとも存在はかすみがちなイズミ(ひどい)
たまにはこうやって皆から頼りにされてもいいじゃなッスか!!
そのわりに、あっさりマドロに操られていますが……


バウルス強ッ!!


むしろ、悪霊退治しているときよりも操られているときのほうが強かろう。
そしてなにげにあっさりハイプリースト登場!!
いや、乗っているのはイズミのお師匠さんですが
それにしたってクラスチェンジ初披露がバウルスだったとは…


バウルス凄ッ!!


はっ、今日ってイズミの話ではなくてバウルスの話だったのかッ!!
えっと、今日のみどころはバウルスです…(小声)

確かに召還シーンでメカメカしくてパワーフルで一番ごついのがバウルスだもんな…。


あ、でもラストにイズミの僧侶の役得(笑)
「これも神の思し召しですな!」
がとてもほのぼのしたので、イズミも推してあげてたいとぞ思います。

  • バトル

えー今回のバトルですが…


ちょ、なにこの〝燃え〟のカタマリっ!!

作画が無駄に神レベルだよ?
主に亡霊兵士軍団!放映当時、子供だったら来週からリューナイト見なくなっちゃうところだよ!トラウマだよ!!(褒め言葉)


今回はイズミあってこそ、というわけでアデューもサルトビもパッフィーも
イズミ!イズミっ!!イズミーっ!!!なわけですが、
前回激戦大バトルVSガルデン様があるので、皆の団結ッぷりにも妙に納得感があります。


実体がないゆえ物理攻撃が効かない、なかなかの難敵でしたが結束の強くなった一行には良い力試しだったのではないかと。


とくにVSマドロ編、
マドロの巨大化*2燃えッ!
巨大化したマドロに対抗してゼファー&爆裂丸の肩車アタックに燃えッ!
あっさり操られるイズミ&バウルスに萎えッ!
暴れまくるバウルスの強さに燃えッ!
バウルスを抱き起こすマジドーラの仕草に燃えッ!


そしてフィニッシュ!バウルスの法力→マジドーラの魔法→ゼファー&爆裂丸のバツの字斬りッ→バウルスでとどめッ!!


おおおおお…ぉッ!!い、息をつく暇がない〜(褒め言葉)。
本来的には前回の激戦に次回の新キャラ登場前にちょっと一息なはずですが、
まったくダレることなく、しかも王道かつ、燃えに話をまとめるというのはスゴイ!!


ああもう、惚れ直しちゃうなあッ!こんちくしょう!

  • 次回予告!

次回は新キャラ・月心登場!!

なにげにけっこうお気に入りの回、パープルタウンの大騒動
『出陣リュー侍!武士道一直線!!』
でございます。

*1:脚本・桜井正明 作画監督前田明寿

*2:ここイズミの悪霊コンプレックス事件の対比ですな