覇王大系リューナイト第9話感想

『恐怖のダンジョン リューナイトが動けない!?』*1


キューティーソルジャーズ再戦に地下王国前編、
女装があったり、ほろっとする良い話に仕上がってたり、
かなかな細かいところまで小技の効いてる9話でございます。

  • ストーリー

無事地下洞窟の入り口を発見し、トラップだらけの洞窟を進む一行に
前回、追っ払った美少女軍団キューティーソルジャーズが再び立ちふさがる。


さっそくリューを召還して応戦するも、
エネルギー源であるミストルーンがほとんどない洞窟では
さしものリューもすぐエネルギー切れになってしまう。


いったんその場からは逃れた一行がたどり着いたのは
女性兵士たちがドワーフを力で支配する地下王国だった。


敵地のど真ん中で、頼みのリューは動けない!
さてさて、どうなるどうなるッ!!

  • みどころ

心理面での細かい描写があったり(サルトビがパッフィーに「足元に気をつけな」と注意するやりとりや、女性兵士に変装しろといわれてお互い赤くなるアデューとパッフィーとか)、女装やらお楽しみな遊び要素があったり、そして最後には感動的に幕をしめるという盛りだくさんの一幕です。*2
いろいろ挙げたいシーンはあるけれど一つ選ぶならやっぱりアデューのこのヒトコト


「騎士道大原則一つ!罪を憎んで人を憎まず!
どうせなら死ぬ気ならこれからは死ぬ気で生きろよ。きっといいこともあるさ」


か、感動…ッ!!*3


いつも熱血暴走気味でどーしよーもないアデューですが、
こういうまっすぐな発言には心動かされますな。
リュー見てて良かった、と心のそこから思うことしきりです。

  • バトル

リューの動力源がミストルーンだ、とうのはTVだとここ初出なのですな。
その動力源がない中、動けなくなる前にいかにして勝負を決めるか、
それがカギです。


ゼファーは気合で何とかしちゃいますがねッ!


乗り手がアデューだし(笑)。
しかしながら、乗り手の声にリューが応える、というのがまた〝燃え〟です。
こういう描写、わりと好物なので。


…とはいえ、戦略的にはサルトビの
「ようはこっちが止まる前に、あいつらも止めればいいんだよ」
という視点の転換がおもしろいです。


また、高いところからアデュー&ゼファーたちを見下ろす構図が格好よろしい。


アデューとは頭の出来が違う*4ってのも頷けますぞ。


そういえば今回、気づいたのですが
キューティーソルジャーズたちのソリッド、なんとなくドムに似てますな…。
コクピット下の丸目がナナメから見るとそれっぽい。
せっかくだからジェトストリームアタックでもしておけばよかったのに…。

  • 次回予告

明日は更新お休みです。次は日曜、〝読書感想〟コーナー。
さっさと『ブレイブ〜』借りてこなくちゃな。

ではでは、本日はここまでッ!

*1:脚本・面出明美 作画監督西村誠芳

*2:いきなり砲撃、地下都市半壊は強引だけど

*3:ハヤシは感動性です

*4:洞窟内のやりとり