『ブラボー砦の決闘』感想

キーワードで引っかかった方も、検索でいらした方も、どなた様もこんにちは!
今日は小春日和で過ごしやすかったハヤシでございます。


さてさて、本来なら8話感想の予定を変更してドラマCDにいたしますッ!


なぜかと申しますと、陽気に誘われ掃除中に
先ごろ購入していたドラマCDを聴いていた時でございます。


イズミ「このコロラル川をくだっていけば、ウェストガンズを離れ、ギガマゾンの大河にも、じき着くというわけだ……」


む!ギガマゾン?それって8話に出てくるあの川じゃ…って事は
『ブラボー砦〜』って8話直前の話なのかッ!

*1
さっくり『ブラボー砦〜』に変更でございます。

  • ストーリー

舞台はウェストガンズ地方の最南端マカロニガンズ。
のんびり筏でコロラド川を下っていたアデュー一行。
ところがイズミの判断ミスで滝にのまれて離れ離れに…。


アデューが目を覚ますと、そこはサウス軍ブラボー砦の一室。
目の前にはパッフィーそっくりの女の子ジェーンが。
このブラボー砦一帯では終結したはずの内戦の余波で
延々サウス軍、ノース軍傭兵部隊の血みどろの戦いが続いているという…。


一方、サルトビはノース軍隊長ラゴンの目に留まり傭兵としてノース軍に。


イズミは謎の美女(!)に助けられた挙句、記憶喪失(笑)。


パッフィー&ハグハグはサウス軍大将の娘ジェーンに間違えられて
ノース軍の荒くれどもに捕まってしまう。


はたしてアデューたちは無事仲間と再会できるのか?
そして血で血を洗うブラボー砦を巡る戦争の行方は!?


TVとは一味ちがった、シリアス仕様の物語。
とくとご覧くださいませ…ッ!

  • みどころ

…というか聞きドコロ(笑)。


TVシリーズを舞台に、アニメでは描ききれないシリアスな展開が秀逸。*2


パッフィーのそっくりさん、イズミの記憶喪失、血で血を洗う戦争など
一見バラバラになってしまいそうな各要素をしっかり纏め上げ、
うっかり感動すらしてしまうストーリーに仕上げているのは
脚本家の隅沢克之氏です。


このてんこもり話をわずか60分程度にまとめてしまうとは…おそるべしです。


キーポイントはやっぱりパッフィーのそっくりさんジェーンかな?
CDジャケットにイラストが載ってますが、髪の色、瞳の色、胸のサイズ*3以外、見分けがつきません!


ジェーンの父親であるモーゼフ大佐に託されてアデューはジェーンを守ると約束したのにそれを果たせず…。


鬼軍曹にアデューがボッコボコにされるシーンはちょっとジーンとしました*4
これがエピローグのアデューのセリフ

「パッフィーをジェーンみたいにさせない!絶対に…絶対にだ…!!」


に繋がっているわけですな。
アデューとパッフィーのラブ☆が好きな方にはなかなか見逃せないポイントかと。
ジェーンとパッフィーは声もおんなじ矢島さんなので一粒で二度おいしいですし。


またサルトビの世慣れた処世術もなかなかのもの。
酒場での親父とのやり取りや、ノース軍の荒くれたちとの渡り合い、
独特の美学(無駄な殺生はしない)、機を見る俊敏さ。


パッフィー&イズミと出会うまではこうやって
クレバーに世間を渡っていたのかなと想像も膨らみます。


イズミの記憶喪失もおもしろかったし、ホントてんこ盛りCDですッ!


そうそう忘れちゃいけないのがサブキャラクター。
サウス軍モーゼフ大佐やマーチン軍曹のひととなり
ノース軍傭兵隊長ラゴンと副官?ターキンの極悪非道ッぷりも
ストーリーに一本、筋を通してくれています。

  • まとめ

TV版アデューは前半戦負けなしで、精神的な成長が見られないので
こういう形で、TVでは実現できないシリアスな描写を交えつつストーリーを補完するのはすごく良いことだと思いまする。


というか、TV放映中にこういうサイドストーリーをCD化してしまう企画力に感服!
昨今の大筋のストーリー、脚本で四苦八苦してしまいがちな作品と違って、
この時代のアニメはがんばっていたんだなあとちょっとしみじみしてしまいました…。*5


さすがはメディアミックスのハシリといわれるだけありますなッ!


さて、バトルですが…


絵がない…


→ドラマCDですッ!
…ということで今回はご勘弁を…ッ。
でも想像たくさんしましたけどね!*6
爆裂丸の列岩十字剣とかねッ、格好よかったぜ!脳内爆裂丸ッ!!

  • 次回予告

実は長らく無職のつわもの(滝汗)だったのですが、明日からお歳暮バイトが始まります。
日中はフルタイムで就労のヨロコビを噛みしめざるをえないので、
更新ペースが落ちることが予想されまする。


なるったけ、サボらぬようにはいたしますが、
しょーがねーなーと思っていただけると、さ、さいわい…で…す…orz


次こそは8話の感想ッ!
適度にがむばります〜。

それといつも余計なことをぼそぼそお届けの〝以下蛇足です…〟コーナーですが、
今日は9割仕上げて更新しようとしたら失敗して、泣く泣く書き直し事件*7があったためお休みです。

暇があったら後日、付け足しまする。
内容は〝端役声優さん語り〟リターンズかな…。

ではでは、本日はここまでッ!!

*1:台本を確認すると、ジェロックの大森林の出てくる5話前でもいいかな? とも思いましたが、せっかくこのタイミングでCD聞いたのもなにかの縁ッ!

*2:アデューが剣で人を斬ったり、死んでしまうキャラクターがいたり…

*3:パッフィーのがグラマー…

*4:ハヤシは感動性です

*5:愚痴っぽくて、すんませ…n

*6:というより映像が浮かんでくる

*7:ありがち…