覇王大系リューナイト第6話感想

『アデュー再挑戦!相手は強敵リューチーフ』*1

DVDも第一巻収録の最後まできました〜。
さてさて、サクっとゆきますか!

  • ストーリー

リューまで出しておきながら、生身のグラチェスに惨敗したアデュー。
さすがに落ち込むものの、そんな弱気も一晩寝ればなんとやら…。
朝っぱらからさっそく再試合に意気込むアデューニにさすがにみんなも呆れ顔(笑)


アデューのあまりの能天気さにおかんむりのサルトビと口喧嘩…をしているうちにヒートアップ!
お互いリューまで持ち出しての大乱闘…ッ!


ちょ、もうなにやってんのっ(笑)


そんな中でグラチェスの変幻自在の動きを真似るサルトビの戦法から、
勝利のヒントをつかむアデュー。
サルトビを倒したはいいものの、乱闘騒ぎで、グラチェスの小鳥カナリーが負傷!


怒り心頭のグラチェスと再戦できることになったものの…。

  • みどころ

ストーリーの都合上、アデューに負けちゃうのですが…


グラチェス一押しッ!


リューチーフ・シャインバラム召還シーンもお初!
リューチーフのデザインといい、武闘派一族の設定といい、
どうやらネイティブ・インディアンあたりを想定してるらしく、
召還するときに巻き舌で
ウララララララアーーーとやったり、
良くわからないけどとにかく、強そうだぜ!!な止めポーズ(なんであんなトリッキーポーズなんだろう?)があったり話題につきません!


前回の千羽さんグラチェスも、たおやかな雰囲気でたいへん良いのですが、
井口さんのグラチェスも凛々しく、雄雄しいところが出ていてすっごく良いです。


またしばらく*2出番がないので、じっくり見ておきたいところですな。


あとアデューの成長は…
えーと、初めての敗北に思わず寝たふりをして悔し涙をごまかすあたり、自分にも身に覚えが…(笑)
戦略的には成長してるんだけど、良く見てみたら精神的にはあんまり成長してないことに気づきました…orz


「バッカヤローッ、一晩やそこらで三流が一流になったら、お天道様が西からあがらァ!」


うん、サルトビよ、そのとうりだね…。

  • バトル

精神面はまだまだ長いからこれから成長してもらうとして(苦笑)、
戦法的には大前進ですぜ!!

ただ突進するほか、リューの性能任せだったアデューが
〝相手の動きを読む〟事を覚える。


おおっ、大進歩…ッ!!


足の運びから相手の動きを見る、というのは古今東西バトルもの伝統のお約束ですが*3、やっぱりこういう王道な成長って気持ちがいいですね〜。


もういっちょ王道の〝太陽を背にした攻撃〟を影から見切る、という発想もイイ!


畳み掛けるような猛攻の嵐…ッ、という展開*4も「燃えッ」ですが、
こういうふうに丁寧に運んでゆく一騎打ちバトルも良いッ!


今回は必殺技使ってないですけど、シャインバラムはかなり多彩な技を駆使してくるので、
その辺りも見どころかと。
ちゃんと、斧二刀流、鎖を伸ばしてヌンチャク攻撃など短い時間に魅せてくれますっ!


厳密にはバトル描写じゃないけどすっぱり勝った後、
ちゃんと落っこちかけたグラチェスと助けてあげるところもいいですぞ。
騎士道精神は忘れてないのね(笑)


使い手たちと同じように、肩を貸すゼファーとシャインバラムの構図も好印象。
やっぱり終わりはさわやかでないとね〜。

  • 次回予告?


次回からDVDも2巻に突入ッ!


またしても新キャラ登場の『盗まれたリュー、エルフの村の大災難』です。
カッツェ、出番でっせ〜(笑)


明日は金曜、感想以外の小話でゆきたいとぞ思っておりまする。
できればリュー関連で。


それでは本日はここまでっ!!


以下、蛇足です(こんなパターンもどう?って事で)

ストーリー展開上、視聴者層や当時の傾向を加味すると、
今回、アデューがグラチェスに勝っちゃうのは仕方ないかな〜と思いますが、
個人的には、ここでアデューが負けちゃう展開もアリかな?と。


ベストを尽くし、果敢に健闘するも今一歩のところで、また敗れてしまうアデュー。
「くっ、世の中にはこんなに強いやつがいるなんて…ッ。まだまだ、修行不足だ!」
…そんな展開。


グラチェスは勝って驕るような人じゃないし、
アデューをけしかけたサルトビの面目も立つというモンでしょう!?
どうですかね?お客さん!


あ、あとイズミは出し惜しみせずにさっさとカナリーの怪我を治してやるべきだと思います

*1:脚本・桜井正明、作画監督・井口忠一

*2:15話まで、遠いなあ…

*3:これが剣術モノだと〝手元の動きから太刀筋を見切る〟というのもある

*4:ガルデンとか邪竜族とかこの系統