覇王大系リューナイト第5話感想

『初めての敗北 森の中のすごい奴!』*1

やってきました新キャラ、グラチェス登場!
アデューにとっては最初の試練でございます。
作画もキレイだし、ウキウキですな。

  • ストーリー

旅の途中、ジェロックの大森林にさしかかったアデューたち。
幾度かピンチに見舞われながらも連戦連勝ですっかり天狗になったアデューに、呆れつつもしっかり釘をさすサルトビ。


 このジェロックの大森林にものすごく強い奴がいる!武闘家一族きっての猛者、人呼んで〝ホワイトウルフ〟

それを聞いたアデューは一も二もなく大森林に突入。
剣術道場で子供達を指導する容姿端麗な青年グラチェスに出会うのですが…実は物腰柔らかく、小鳥のカナリーを愛でる彼こそが、その〝ホワイウルフ〟


血気盛んなアデューは正体を知った途端、さっそく勝負を挑むものの…。

  • みどころ

武闘家一族の長にしてリューチーフ・シャインバラムの使い手、
〝ホワイトウルフ〟の異名をとるグラチェス初登場!!


美人で性格もよろしくおまけに料理上手!!そのまたついでに声が置鮎龍太郎さんといいとこてんこ盛り(笑)


作画監督は千羽さんで、老若男女問わず美人好きにはたまりません…ッ
線が細かくて、髪といい瞳といいツヤツヤ…
カニカルなリューまでアップ時のディティールが緻密になっていて、
洗車でもしたの?と聞きたくなってしまいます(笑)*2


でもアデューよ。いくら遠目からチラッと見とはいえ、グラチェスは〝お嬢さん〟には見えないんじゃないの?


ストーリーとしては主人公の成長モノには欠かせない通過儀礼的イベント〝初めての敗北〟です。6話とセットになってるので、今回ははベッコンベッコンに凹んでおこう編。
復活再戦は明日、UPします。


個人的にちょっといいな、と思ったのがサルトビ。
グラチェスの力量を知っていて、わざとアデューをけしかけるのが憎いカンジ!
グラチェスだったらアデューを軽くあしらって、大怪我させることなく鼻っ柱を折ってくれると確信してるわけですな。
なんだかアデューのおにいさんみたいだなあ…とほのぼの。考えすぎかな?


後々、一族の仇が出てくるとサルトビはそっちで切羽詰ってくるので、こういうちょっと落ち着いたスタンスのサルトビというのはなかなか面白いです。

  • バトル

リューナイトまで持ち出しても、生身のグラチェスにいいように翻弄されるアデュー。

今回、いいとこなし…ッ


「まっすぐ突っ込むことしか知らんのか?」


当然、グラチェスほどの手練ならアデューの弱点なんざお見通し。


「うるさい!それがオレのいいところだッ」


…ってアデュー、性格的にはそれでいいけど戦法的にはそれ、弱点だよッ!!
アデューはいいけど、ゼファーがなんだか可哀そう…。


最後に崖から落っこちて、ゼファーに放り出され、アデュー完全な敗北です。
もしゼファーがしゃべれたら
「ヒドイッ!もう、やってらんない!」
ぐらい言ってもいいとぞ、思います。


とりあえず雨に打たれて反省したら、再戦がんばってきましょう!!


続きは明日!
第6話『アデュー再挑戦!相手は強敵リューチーフ』です。

*1:脚本・桜井正明、作画監督千羽由利子

*2:褒めすぎかな?でも好きなんです、千羽さん