『丕緒の鳥』


やっとこ読んだぞ!


買おう買おうと買いあぐねてまさかのMyおかんレンタル…
母よ買っといてくれてアリガトウ(笑)


というか、元は自分が講談社文庫版を集めた時に貸したのが恩がこういう形で帰ってくるとは…ッ
我が家の本棚にもちゃんと揃えねばな…ッ


さて、今回の十二国記新作短編の中身はというと…


“民からみた十二国記


…といったところ。


最初の短編で1シーンほど陽子が出てくるケド、ほぼ全編、無名の人達のおはなしです。

役人として昇仙している人もいるケド、今までのスケールからしたらほぼフラットな人たちで、
今までの本編が“王と麒麟たちの十二国記”だったのと見事に対になってますな…。


表題作もいいケド、個人的には「青条の蘭」が筆の走り具合が太宰治の「走れメロス」あたりを彷彿とさせて、なんだか懐かしい味…。


どれも唸らされる良さがあったケド、やぱり戴国の続きはよ!


正直、本編の続きを見たいがために長生きしよう決意してるレベルに続きが待ち遠しいですぞッ!!