『機動戦士ガンダムAGE』1〜2



買っちまったよ、AGEノベルズ!!


具体的に理由を説明すると、なんだかんだで漫然と録画消化してたAGEが
キャラ萌えをきっかけに“自分の中でのみ”大ブームになり
よっしゃあ!最終回まで見てやるぜい、と思ったけど肝心の最終回いっこ前とさらに前を痛恨の録画ミス…
仕方ないレンタルしようと思ったけどまだ出ているわけなかった!!
やってらんねえ、最終巻まで出てるノベルズを大人買いして補完してやる…ッ


…ッてな流れでした。


ひさびさに大人買いまでして読む活字がAGEとか、ちょっとアレだけど後悔はしない!!


購入後バーッと全巻ナナメ読みしたのですが、ノベライズ版の特色は


アニメ本編の数少ない“いいところ”はカットして
“イマイチ”部分を軒並み全力フォローだ!


…な内容でした。


そのようなわけで始まったスニーカー文庫におけるグレートジャーニーですが
もちろん始まりはフリット編!


グルーデックさんとかテラ懐かしい!!


そういえば当初は敵の正体が一切不明で“UE(アンノウンエネミー)”って呼んでいたのだっけ…。


散発的にテロ襲撃してくる敵を相手に、守勢一点張りどころか全く歯が立たないところから
ガンダム単機のドッズライフルで撃破の突破口を経て
だんだん味方勢力に装備が拡充してゆくさまは、
アニメ本編経てノベルズで追体験してみると感無量の感がありますな…。


そしてウルフさんが適宜、狼カッコいい!


フリットも活字で細かく描写されると単なる天運に恵まれた天才少年なだけでなく
凄まじいまでの努力の結果、“英雄”になったのがわかるので、感情移入しやすい気がしますぞ。


アニメとの大きい相違点だと、ラーガン(オレンジ髪の人)、エミリー、ディケにバルガスといった
モブ一歩手前だったキャラクターが生き生きしているのが印象的でしたん。


でも、ありとあらゆる人物の内面描写の複雑なところを地の分で説明しちゃう文体は
ちょっと読みにくいんだけど………(ぼそっ)


あとは笑ったところと言えば…


魔少年デシルのキラキラ描写どこ需要!?


真ヒロインたるユリンちゃん以上のチヤホヤ褒めそやしっぷりで


笑うから!むしろ笑うから!!


最後になりますが、このノベルズの割といいところの一つに、どの巻でも…


“主人公(子供)を戦場に送り込み、利用していることを大人たちが恥じている”


…ことがあるかなあと思いました。
作中、大人のみなさん忸怩たる思いでいるとは思うのですが、そういうリアルな描写は
やっぱりあるほうが厚みが増しますな。


大まかなストーリーはほぼ同じだったので
こんな具合でさくさくとアセム編も読んでゆく所存です


ではでは本日はここまでッ!