『織田信奈の野望』3
- 作者: 春日みかげ,みやま零
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2010/05/15
- メディア: 文庫
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新展開で新キャラ盛りだくさん!
なんだけど、色々詰め込みすぎてどこに注目していいか良くわからん!
お話的には晴れて信奈たち織田軍が上洛を果してから
有名な金ヶ崎の退き口のさわりまで。
いわゆる“溜め”巻らしく、ちょっと雑多な印象でしたが
だいたいの見所は…
長政はおんなのこだったんだよ!!!!
松永弾正が女性だとは…ッ
光秀十兵衛ちゃんとたこ焼き対決
…だいたいこんな具合。
長政がおにゃのこだったのはベリーびっくりしましたが、
悪名高い松永弾正久秀が、いかなラノベファンタジーといえど
まさかの女性とか思わなくてテラびっくり!!
そのうち茶釜と爆発する(史実)のは、ちょっともったいない
ヤンデレおねえさんでした。
外面菩薩内心なんとやらだけど、それもまあいいかなッ
でも、さすがに屏風伽とかしてくれそうにありません(笑)
当然のごとくお話的に運命の武将になる光秀十兵衛ちゃんは
おでこの眩しいおりこう者の…なんとかかんとかでえーとつまり
なんかめんどくさそうな娘!だがそこがいい!!
男の人は“めんどうくさい”タイプの女の子苦手な方が多そうですが
同性からすると、このタイプの娘さんこそがかわいいものですぜ!
しかし姫武将多くないかッ!?
ここまでくると性別男の武将は存在そのものが死亡フラグになりそうである。
お、おそろしい……。
あ、フロイスちゃんと梵天丸ちゃんのくだりで金髪エルフだ!で
『ロー◎ス島◎記』が出てきたりして、今回はじめて
“中の人衰退すればいいのに…ギリッ”って思いました!
お前、ラノベ黎明期におけるファンタジーの金字塔をなんだと思っていやがるッ!!!
そういえば“邪気眼”とか“なんちゅうもんを”とか
なんとなく知ってはいるものの、詳しく知らない小ネタを
調べながら読んでるので、そういうネタに詳しくなったのは
ちょっとした収穫でしたぞ!
終わりの方はは金ヶ崎の退き口開始で、戦国好きなくせに信長に詳しくないので
そういうイベントがあって危機一髪だったらしい、くらいのマイ知識。
これから続きを楽しんでゆこうと思いまする。