『魔性の子』

魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)

魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)


久々再読、やっぱりジェットコースター!!


結局、ほぼ一日でガクブルしながら読破しました。
前回は、大学時代に友人に課してもらい
そのときは十二国記から女装をつけて挑んだので
大分ホラー色薄く、その代わり…



やるせない!やるせないよ!はがゆいよーー!



…ってな読み味でした。
そしてラストにたどり着いて思う“だから戴国はどうなっちゃったのさーーー!”


今回はやはり同じ友人から“ゴーストハント”リライト版を借りてたので
ホラー色で助走をつけて挑んでみました。


怖いよ!不気味だよ!でも切ないよーーー!



スプラッタ描写が“ゴーストハント”と比べても磨きがかかってるよね…
それでいて登場人物の心情や、学校の独特の閉鎖的な雰囲気は相変わらずの神がかりっぷりで
十二国記知識を遠ざけて読むと終盤まで話がどうなるのか1ページごとにハラハラというすごさ


いやはや、楽しめました!!


再読なので内容には深く触れませんが、夏の夜長に十二国記とセットでぜひ!!


いえいえ、新潮の回し者ではございません(笑)