『ゴーストハント2〜人形の檻〜』
- 作者: 小野不由美,いなだ詩穂
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/01/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こっえええよおお!昔こんなに怖くなかっただろッ!
本気でガクブルだった2巻。
1巻から、あっという間に本気のホラーになりましたとさ。
今度は正真正銘本物の霊現象だ!ということで
あの手この手でまさに“ゴーストハント”なお話です。
“洋館+人形+少女”と古風な道具立てだけど
そこはさすがに小野不由美女史で
ちゃんと現実味のある“怖い話”に仕上がっています。
いや、そこはもっと…現実離れした雰囲気の方が怖くないんだけど…(ぼそッ)
※館の人間関係とか、生活の様子が現実的でフィクションぽくないから余計に怖いんだよう
登場人物たちがみんなで心霊談義をするシーンなんかは
難しい人名や用語が出てくるのでリライトからの書き足しのようだけど
ちゃんと理論だっていて、そのあたりとホラーの取り合わせが絶妙!
ラストに向かって一つ一つ謎が空かされてゆく展開は圧巻ですな!
ここら辺はミステリーのテイストもちょっと入っているかも?
しかし2巻からガクブルなクオリティとは…
私は若き日のトラウマである5巻を読むことができるんだろうか…ッ。
なんか不安になってきたけど、やたらとこっわい反面すっごい楽しいので
めげずに進軍してみたいと思いまする