『戦艦武蔵ノート』
- 作者: 吉村昭
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1985/08/25
- メディア: 文庫
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
以前から我が家に転がっていてパラパラ読んでいたのですが
期せずして今年クローズアップされた作家なので
これを機会に通読してみました。
とっても昭和を感じたよ!
実直そのものな堅めの文体と、地道かつ地味な取材の進め具合
文面から薫りたつ熱気。
平成の今の世の中には下記らかに欠落してしまっている
生真面目な時代の空気を、自分が直に吸っているような不思議な感覚でした。
個人的に私小説に代表されるようなタイプの“文学”は苦手で
時代の雰囲気以上の価値はないと思ってましたが
こういったノンフィクションよりの作品には
ちゃんと時代を超えた価値と意義があるのだなあと
認識を改めました。
さすがに読むのにちょっとてこずるけど*1、他の作品にも手を出してみようかなあとぞ、思案中です。
次回更新
読書枠的には今回がラスト記事になって、
31日はいつもの読書枠まとめ1年分の特別版がくるかと。
あとは元日も恒例の“読みたい本リスト”ですねッ。
他記事的にはファム各話→3DSアビスプレイ記→ガンダムAEGの優先順位で出来るところまで。
アビスは出来れば年内か年始早々くらいには
プレイし終わりたいなあと画策中ですが
私事がやや滞ってるのでそこらへんは未定。
ついでにこれも例年ですが、年末年始はネット環境ないので
更新は3が日すぎたあたりかなあと思われます。
ではでは本日はここまでッ!