『戦艦武蔵ノート』

戦艦武蔵ノート 作家のノート1 (文春文庫)

戦艦武蔵ノート 作家のノート1 (文春文庫)


以前から我が家に転がっていてパラパラ読んでいたのですが
期せずして今年クローズアップされた作家なので
これを機会に通読してみました。


とっても昭和を感じたよ!


実直そのものな堅めの文体と、地道かつ地味な取材の進め具合
文面から薫りたつ熱気。


平成の今の世の中には下記らかに欠落してしまっている
生真面目な時代の空気を、自分が直に吸っているような不思議な感覚でした。


個人的に私小説に代表されるようなタイプの“文学”は苦手で
時代の雰囲気以上の価値はないと思ってましたが
こういったノンフィクションよりの作品には
ちゃんと時代を超えた価値と意義があるのだなあと
認識を改めました。


さすがに読むのにちょっとてこずるけど*1、他の作品にも手を出してみようかなあとぞ、思案中です。

次回更新


読書枠的には今回がラスト記事になって、
31日はいつもの読書枠まとめ1年分の特別版がくるかと。
あとは元日も恒例の“読みたい本リスト”ですねッ。


他記事的にはファム各話→3DSアビスプレイ記→ガンダムAEGの優先順位で出来るところまで。
アビスは出来れば年内か年始早々くらいには
プレイし終わりたいなあと画策中ですが
私事がやや滞ってるのでそこらへんは未定。


ついでにこれも例年ですが、年末年始はネット環境ないので
更新は3が日すぎたあたりかなあと思われます。


ではでは本日はここまでッ!

*1:普段ラノベばっかりだしな!