『図書館戦争』

図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)

図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)


よみきってやったぜ!


『空の中』以来、苦手意識があって避けてましたが
身内が私のために買ってきてくれたので、読みきってみた!!


ちなみにその時のお題は“明るくて楽しくて人が死なないノンフィクション”。



私が読みたかったのはこんなきな臭い話じゃねえ(笑)


でも、ちゃんとエンタメ的に面白かったです。趣味じゃないけどッ!


そもそも自分、SMG(サブマシンガン)とかでてくる、武張った作品
そうめったに読んでないと思うんだ…。
身内はハヤシのことをどんなヤツだと思っているんだ…ッ


と、ちょっと人間不信に陥りそうになったりならなかったり。


作品の内容は、ちょっと洒落にならない検閲のはびこる近未来の(パラレルな)日本で、
表現の自由の最後の砦たる図書館を守り、本を守る図書隊の活躍を
新米特殊部隊隊員(一応、女の子!)の目線から描く。


…といったカンジ。


ざっくり表現すると図書館に自衛隊がくっついててドンパチしているようなモンです。


シュール!!


…シュールなんだけどそれが洒落にならない世の中なのがなあ…。


良くも悪くも政治的な空気があるので
読む人は選びますな。


余談ですが、武蔵野、日野、立川、小田原と出てくる地名が
知ってるところ、良く行くところ、好きなところだったのも
読書の一助になりました。


せっかく読破できたので、一応、シリーズ読んでみる…つもり。
次は『図書館内乱』ということでフィクション“戦争”モノらしく
対外戦の次はやっぱり内部抗争になるのかなあ。
ガンダム初代が一年戦争で対外戦争、ZがエウーゴVsティターンズで内部抗争的だったように


さて、今回、武張ったの読んだついでに
そろそろ自分の読書傾向的にこっち方面を再開しようかなあという
気にもなりました。


まだ、ゆるゆるした本も読むけど
重い系、厚い系も呼んでみたいとおもいまする。


だって読書の秋だもんな!

ではでは本日はここまでッ!