『犬神家の一族』

犬神家の一族 金田一耕助ファイル　5 （角川文庫） [ 横溝　正史 ]

みんなのトラウマ“犬神佐清”

ってだけで、なんだか内容を説明した気になってしまうぜ！

小説読んでも怖い、映画でみても怖い、たぶん漫画も怖い！

どう転んでも怖いからッ！

とはいえ自分もいい年したオトナだし
横溝作品、読みなれてきたので充分、楽しめましたッ

相変わらずおどろおどろしく血みどろなんだけど
どことなくユーモラスなところもあり
最後は力業でも大団円！！

読みきると不思議と読後感悪くない仕上がりは
やはりさすがですなッ！！

今回も人間模様が“どうしてこなった！”の見本市でしたが

一人ひとりの背景の説明が丁寧で、なんだか誰も嫌いになりきれないところが
やっぱり圧巻でした。

対策を立て続けに読んできて、このあたりで一区切りですが
読みやすいし楽しいので、このペースで横溝作品金田一行脚を続けたいです。

ではでは本日はここまでっ！