『GOSICKs〜夏から遠ざかる列車〜』


すっごく良かった!!


もともと“夏の終わり”というフレーズに驚くぐらい弱いのですが
夏休みの始まりから終わりまで、あの夏が過ぎ去ってゆく感覚というのが
鳥肌が立つぐらい伝わってきてシビれましたそッ


一弥とヴィクトリカの二人だけの夏休み、という設定もよいですなッ
ものすごく甘美な響きだけどプラトニックでこの二人らしくて…。


嬉しいような、切ないような、終わって欲しくないような…。


なんともいいがたい特別な夏休みでした。


並行して、一弥の姉の瑠璃のお話(舞台は日本)やセシル先生と寮母さんの過去のお話
ついでにブロワ警部のツインドリルの謎の答えも入っていて盛りだくさん感もありますな。


次は短編3作目か。だんだん読むのがもったいない気がしてきたぞ(笑)