『秋の牢獄』
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個人的にはイチオシの恒川氏ハードカバー版を読みましたが
“ダヴィンチ”のプラチナ本の帯がかかってました。
推薦は上橋菜穂子女史。
ふむ、なるほどな、といったところですな。
3編ほど収録してて今回ちょっと読後感が悪い話が多かったですが
やっぱり白眉は表題作。
秋の一日をループし続ける、いわゆる“タイムループもの”ですが
さすがは恒川氏、一筋縄でゆかない仕上がりになってます。すごい!
2編目の出られない家の話もやっぱりどこかで見かけた設定なんだけど
やっぱり一捻りしてあって、そこらへんの斬新さはさすが。
最後の作品は……
どうしてこうなったああああ!
めちゃめちゃ怖いわ!
って、もともとホラージャンルだったね、この作品…ッ!
今回もうならされたので、また作品読んでみたいです。