『将国のアルタイル』1〜3

久々に新しい漫画家さんを開拓してみたぞッ!


正直、最初はそれほどでも〜と思ってましたが


3巻で超!ハマったああああ!


もんのすごくピンポイントにMyツボでした。
城塞都市国家の攻防戦とか燃えすぎます!!


架空世界の戦記モノ、とでも言いましょうか。
実に大河な歴史ファンタジーですな。


たくさんの国が出てきますがそれぞれの国の形態、制度等は
中世のヨーロッパやイスラム圏をベースにしているようで
そっち系のぼんやり知識のある人は十二分に楽しい仕上がりです。


主人公はイスラム圏の雰囲気漂うトルキエ将国の若き将軍マフムート。


……。


少年将軍とか燃え(萌え)すぎるだろおおおお!


感想の半分を“マフ君可愛いよ可愛いよマフ君”で埋めてもいいぐらいだッ(おい!)


しっかし内容もしっかりしていて


お気に入りの3巻は海洋都市国家ポイキニアは
海沿いの城塞都市でここの攻略戦がメインになるのですが


塩野七生の『コンスタンティノープルの陥落』とか思い出しましたな…。


もともとこの手の巨大城砦攻略モノは大好物なのでした!
それを精緻なマンガで見られるとはッ!してやられたよ!!
※好きな戦国武将は北条5代氏(小田原城)だよ!


ついでにこのポイキニアの副市長のコンスタンティノスさんがいい人すぎていっそう泣けまする。


次の舞台は商業都市ヴェネディック
モデルはイタリアのヴェネチアですなッ。
期待大ですぞッ!


このシリーズ、魅力的な人が多いので
もうちょっといろんな人の過去を掘り下げたりすると
また楽しいかもです。

つづきも買うよ!!