『めづめづ和文化研究所 京都』


いわずと知れた『ダーリンは外国人』の小栗左多里トニー・ラズロ夫婦が
古きよき日本を体験してはゆるくルポするエッセイコミックです。


日本文化じゃなくて和文化。


伝統文化とか言わないあたりのゆるさ具合がむしろいいですな!


当たって砕けろとばかりに、あれこれ果敢にチャレンジしてゆく
お二方も結構がんばってるだろうに、作中ゆるーく書かれているので
読むほうも楽ちんにページをめくれます。


しかも一コンテンツが短い!


体験するものの定義説明+カラーのエッセイマンガ+トニー氏のまとめ
この3セットでだいたい10P以下という手軽さ。


ひょいひょい次に進めるのでテンポよく読めます。


しかもちゃんと内容のツボは押さえてあって
入門以前のちょっとしたパンフレットとしては十分に楽しめますな!
※興味が出たらそれに関する本を調べればいいしね


カラーだし、取材は数こなしてるし、連絡先もちょろっと載っていたりと
かなり手が込んでいるケド、1000円は安い。


ありがたい価格帯はベストセラー作家の力かなあ(笑)


しかし、これ…


読むとビミョーに京都に行きたくなります


あ〜京都行きたいなああああああ。


京都はちょっと遠いのと、諸事情でむずかしいので
次はぜひ“江戸”で!