]DVD10巻感想


ついにたどり着いたよ!最終巻!!


この期に及んで一緒に視聴している相方の“最終回見たくない病”が重篤
最終回までたどり着くのにすごく手間取ったぜ!!


表紙は王道、主人公+ヒロインでアデューとパッフィー
清々しいですなッ


ストーリーは月心、グラチェス、ヒッテル&カッツェと
一話につき一人づつの地獄の退場劇進行


戦意喪失回を挟んで奮起の最終決戦へ


そしてまさしく起死回生の激闘!大団円!!


1巻分でこれだけの流れを堪能できるのはスバラシイかぎりですなッ

ひとり、またひとり…


本気で凹むよ地獄の退場劇!


終盤の圧倒的な戦力差、畳み掛けてくる侵略作戦の進行と相まって
嫌でも煽られる焦燥感と押しつぶされんばかりの絶望。


ラストを知っているから見られるけれど、リアル視聴時は
とにかく悲壮感に胸が張り裂けんばかりに心配したり


でもそこそこは大きくなっていたので儚く期待を持ち続けたりと
思いだすと感慨深いですな。


でもやっぱり見ているとつらいけど…


一歩ひいてみれば、後半戦から合流したサブレギュラー陣に
それぞれ見せ場があって良い、ともいえるので


今回はあえて、ちょっと冷静になって視聴するように心がけましたぞ!


月心はメモリアルブックで「槍から太刀と合戦さながらの…」云々ありましたが
なるほど武器を持ち替え獅子奮迅のバトルは見ごたえ十分!
※追いすがってくるリゲルの善戦もよいですな!


グラチェスは……


いや、やっぱり火山はナイ、それはナイっ(笑)


一歩引いてみてみると“マグマに消ゆ!”ってめっさ実は生存フラグやんけ!と気づかされます。
でも初視聴の相方は「一番、助からないと思っていたのに…」といってたり。


こういうのはやっぱりお話の勢いかなあ…
脚本家さんがわりと勢いノリのタイプなのでそのような具合かもしれませぬッ


ヒッテル&カッツェは、例によってカッツェ出番話は
感想の半分が“カッツェかわいいよ、かわいいよカッツェ”で埋まりますが


やっぱりかわいいよッ健気だぞカッツェ!!


この回ばっかりはイロイロもう、泣けてきて正視に堪えないぜ…ッ


いつ見てもデリンガーのやられっぷりがヒドすぎて
さらに泣き度が倍率ドン!!


ああ、みんないなくなっちゃったなあという
区切りでもあるので余計しんみりいたしますッ


このあとアデューの戦意喪失エピソードがあるのもものすごくリアルで
こういうナーバスな話で終盤1話を使ってしまうのは
なかなか英断だったんじゃないかなあと感じ入るところでもありますな。

起死回生の逆転劇!


ついに最終決戦へ!生身の増援組と一緒に
シールド破壊装置の進入を食い止めるべくアースブレードの頂上へ!


台座の破壊作戦は犠牲を払いながらも成果を挙げるが
破壊装置の降下をとめることはできず、
迫り来るドューム兵に絶体絶命のそのときに……


やってきました!この瞬間がッ!!!


全話とうして視聴するときは目的はもちろん最終回大団円にたどり着くことですが
同時に、奇跡の復活劇のこの瞬間の嬉しさを味わいたいからというのも大きいですなッ


そう、実はみんな生きていたのですよ!!


月心もグラチェスもヒッテルもカッツェもてん、そしてガルデンも…



うお〜ッやっぱり何回見てもすんごい嬉しい!!


ご都合主義といわれようと、無理があるといわれようと
やっぱり好きなシーンだし、視聴者に希望を与えてくれる
この作品が大好きだーーー!!


大人になると痛感するように*1生きている現実の世界は厳しいですが、
だからこそフィクションの世界だけでも夢や希望を語ってほしいモンです。


近頃、とみにそう思うようになりました。


たとえフィクションでも希望を語ってくれる作品から、それを教えてもらうことで
現実でもそれに向かって努力できるようになるんじゃないかなあ。


…とちょっとシリアスに語ってみたり…


そりゃそうとDVDメニュー開いちゃうとサブタイでネタバレしちゃうので
初めて視聴の相方のためにDVDはイチイチ私がセットしてました(笑)

大団円!


ラストバトルの熱さも好きですが、あえて省きますぜ!!
※記事が長くなるからなッ


レンタルでいいから見るが良いよッ!


ヒトコト触れると、メモリアルブックで“黄金のロードゼファーは頭身が長く感じる”とあったけど
なるほど、改めてみるとちょっとモビルスーツぽい頭身になってますな…


演出上の表現だそうですが、いや…まあ、いいじゃん、サンライズだし…ッ



それとサンライズつながりでもう一つ


竜族皇帝はドゥームといい仮面といい声優さんといい
どこかで見たような…聞いたような…と常々思っていましたが


ガンダムF91の鉄仮面とラフレシアの雰囲気があるんですなあ
相方に指摘されて初めて気づいた…。


さてそんなわけで大団円!



やはり良い!ものすごく良い!!


すでに幾度か感動で書いていますが、サルトビはガルデンとの確執を清算して
やっぱり本編中、紆余曲折ありつつ一番成長したキャラクターですな。


アデューももちろん成長してるんだけど
ストレートな少年の成長として書かれているのですんなり腑に落ちちゃうんだよなあ。
サルトビにはいろいろハラハラさせられたもんな!(笑)


パッフィーはカワイイです、ほんとカワイイです。


王道ヒロインは正義ッ!!異論は認めん!!!


そして“俺たちの旅はまだまだ始まったばかりだぜ”END!



完璧です!!


自分にとっての軸はやっぱりこの作品だよなあ、と感嘆しきりですぜッ!!


しかし今回、一緒に視聴した相方は軸がガンダムな人なので
見終わった後の総合感想がかなり上から目線でちょっとイラっときたりもしたぜ(笑)


ガンダム(特にファースト)は別物だからロボットアニメとは別の脳内カテゴリーにしまうんだッ!


つか3頭身メカものとMS出てくる作品を一緒にしちゃいかんよ〜
視聴者ターゲット違うんだからッ!


ともあれ、4ヶ月かけて久々のリューナイ記事の各巻感想も終了!


次はちょっと間は空くかもしれませんがOVAを見る気満々です!!
はじめての視聴だからたのしみだッ

次回更新


次はアクエリオン各巻で、今度はちゃんと4巻で感想の予定。
あとはサガCD-BOXのオマケDVDか。


世界樹3譲歩なども挟みつつ、ちょこちょこ更新してゆく所存です。

*1:子供時代も子供社会でシビアだけどね