DVD3巻感想



12話の氷の城後半戦から始まって、そこからあとは単発ストーリー。


後半レギュラー化するサブメインのキャラクターがそろい踏み!
14話にしてやっと月心初登場!!


で、他はそれぞれイズミ、グラチェス、カッツェの独立メイン回です。


この1、2巻までは初登場お披露目回続き、
4巻以降はパフリシア奪還から精霊石の話へと
ストリーがひとつの大きな流れになってゆくことを考えると


唯一の息抜き3巻といった形になりそうです。


カッツェのラフなお笑い回アリ、グラチェスのシリアスな復讐劇ありと
中だるみがちな部分をうまく占めていますな。


DVDを一枚ごとに見てゆくと、各話とはまた違った
作品の全体像のようなものを感じることができるて面白いですぞ!

氷の城後編


まさに一矢報いる好展開!!


そういえば各話のときは気づきませんでしたが、シュテルに手傷を負わせた一撃は
良く見てみるとグラチェス戦で身に着けた“太陽を背にした攻撃”ですな!


もちろんその前の前座のサルトビの陽動の功が大きいわけですが
細かいところも今までの積み重ねを見せているんだなあ…ちょっと関心。


そして相変わらずガルデンの絵に描いたような中ボス捨て台詞がたまりません(笑)

グラチェスふたたび


サブキャラメイン回はどれもよいのですが、あえてグラチェスの話を。


かつて族長の座をかけて争い敗れた兄弟子が邪悪な力を得て壮絶は復讐を開始
グラチェスは族長として惨劇に終止符を打とうとするが…。


というあらすじだけでも重いストーリーなのですが


初めて人死にの描写があります


グラチェスの弟チェンバーが復讐者の手にかかって命を落としてしまうわけですな。


普通に良い人が無残に命を散らしてしまうわけで結構なシリアス話です。


けれど逆に言うと後半ストーリーが大きくシリアスに切り込んでゆく
その初端みたいなものがここにあるんだなあと、ちょっと納得。


また、そのシリアスさにグラチェスというキャラクターが良くあっています。


バトル面でもこの回、アデューがやってのけた魔法剣がまた次の巻で
大きい役割を果たしていたりと単発話ながら
これから先の伏線になっていて心憎いです。


もちろんこの話だけ切り取ってみてもとても面白い回ですがね!

次回更新


続く4巻から大きくストーリーが動き出しますな!


まずは当初の目的だったパフリシアへ、そして…。
個人的にお気に入りな世界観だったホエールズバレーなんかも入ってます。


ではでは本日はここまでっ!