『太陽系大地図』


星の地図館 太陽系大地図 (STAR ATLAS 21 星の地図館)

星の地図館 太陽系大地図 (STAR ATLAS 21 星の地図館)



こりゃあたまげた!!!!


名前のとおり、太陽系の地図帳です。


太陽、地球を含む太陽系の惑星、衛星、小惑星
写真図説入りで紹介。


何がすごいって、ホントに地図がついてるんです!


クレーターの名前、峡谷の名前、火山の名前
地球からの探査衛星の着陸地点などなど…。


特にびっくりしたのが、高低差が一目で見られるところ。


高度で地球から見たらのっぺりとしか見えない月でも
高低差が最大20キロ弱もあったりとかなり驚かされました。


もちろん他の惑星の地図もついてますぜ!スゴい!!


衛星もかなり詳細に写真まで載っていて感動!!


衛星といえばSF好きにはやっぱり土星かなあと思ったり。
『ガニメデの少年』とか『カリストの恐怖』とか
神林長平火星三部作とか…。


しかし実際のデータとして見てしまうと
テラフォーミングも惑星入植もかなりムチャ科学なんだなあ…。
まだスペースコロニーのほうが実現できそうな気がいたします。


他にも衛星や地名は所属する惑星ごとに、ギリシャ神話やケルト北欧の神話
シェークスピアの登場人物などが採用されてるというのも
初めて知りました。いやあ、勉強になります。


たまにはこういう大書物で大人の教養を積むのもよいものです。



しっかし、たくさん地名やらなにやら載っていて
しばらくRPGのネーミングで困らなさそう(笑)


そういう意味では実地でお役立ち!
オマケに日蝕メガネもついてなかなか侮れない1冊です。