『太陽系大地図』
星の地図館 太陽系大地図 (STAR ATLAS 21 星の地図館)
- 作者: 渡部潤一,布施哲治,矢野創,石橋之宏,片山真人
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/07/15
- メディア: 大型本
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こりゃあたまげた!!!!
名前のとおり、太陽系の地図帳です。
太陽、地球を含む太陽系の惑星、衛星、小惑星が
写真図説入りで紹介。
何がすごいって、ホントに地図がついてるんです!
クレーターの名前、峡谷の名前、火山の名前
地球からの探査衛星の着陸地点などなど…。
特にびっくりしたのが、高低差が一目で見られるところ。
高度で地球から見たらのっぺりとしか見えない月でも
高低差が最大20キロ弱もあったりとかなり驚かされました。
もちろん他の惑星の地図もついてますぜ!スゴい!!
衛星もかなり詳細に写真まで載っていて感動!!
衛星といえばSF好きにはやっぱり土星かなあと思ったり。
『ガニメデの少年』とか『カリストの恐怖』とか
神林長平の火星三部作とか…。
しかし実際のデータとして見てしまうと
テラフォーミングも惑星入植もかなりムチャ科学なんだなあ…。
まだスペースコロニーのほうが実現できそうな気がいたします。
他にも衛星や地名は所属する惑星ごとに、ギリシャ神話やケルト北欧の神話
シェークスピアの登場人物などが採用されてるというのも
初めて知りました。いやあ、勉強になります。
たまにはこういう大書物で大人の教養を積むのもよいものです。
しっかし、たくさん地名やらなにやら載っていて
しばらくRPGのネーミングで困らなさそう(笑)
そういう意味では実地でお役立ち!
オマケに日蝕メガネもついてなかなか侮れない1冊です。