『夏待ち』

夏待ち (ウィングス・コミックス)

夏待ち (ウィングス・コミックス)


今は亡き、あとり硅子さんのデビューコミックスですな。



相変わらず、すんげー癒されまする


購入したのがかなり遅かったので*1
意外と印象に残ってなかったので再読できてよかった…。


意外なことに表題作とか全然覚えてませんでした。ほとんど初読の感覚。


反面“Seagreen”や“ハッピー・ゴー・ラッキー”あたりはよく覚えているので
きっと本誌のほうを飛び飛びで読んでいたんだろうなあと懐かしく思い出したり。


“英雄”あたりは、ちと毛色が違いますが
基本的にはあとり作品らしく基本のほほんとした世界観で
人外が出てきたり、苦労性の人がいたり、ぽわんとした人あり、強烈な個性の人あり
それでいて全体的には透明感があって、読後ほんわかした気分になる


…そんな作品ばかりです。


もともと作品の多い作家ではないし、基本短編中心の方でしたが
初期作品から公も軸がブレていないというのは稀有ですな。


ああ、なんでこんな方が故人なのかッ!


これからも心のビタミン剤として、ちまちま他の作品も随時再読したいところですな

次回更新


少しずつ、溜まっているところから再開したいところです。


まずはゲーム記事の“小さな王様〜”と“セブンスドラゴン”の記事を完結させないと…
両方とも一通りプレイは終了して、総括も手書きメモしてあったり。


時間が取れ次第がんばってゆく所存です。

*1:たぶん訃報を聞いてあせって集めた