『ホテルジューシー』


ホテルジューシー

ホテルジューシー


もいっちょ軽めの“さわやか系”ということで坂木司を一冊。


こちらもさくっと読めるライト系の作品です。


帯には“覆面ミステリ作家坂木司、7冊目にして最高傑作!!”
とありますが


いや、そこまでは…(笑)


しかし、帯裏感想の“あぶなっかしい”“他人とは思えない”“友達になりたいっ!”等の
主人公への共感あふれるコメントは妙に納得。


なぜなら


坂木司愛読者なら絶対この主人公と性格かぶってるハズだから!(断言)


自分にも、すんげーいろいろ覚えがあるぜ的なキャラクターでホント他人事に思えない…。


正直、こういった常識的でいじりやすいキャラクターが不条理環境にツッこまれる設定は
感情移入しやすいタイプの自分にとって鬼門なんですが
それでも読み終わった後に、ちゃんと「おもしろい」と思えるのは作者の力量ですな。


やはり恐るべし坂木司


毎度おなじみ短編連作形式なのでとっつきやすいし
ありきたりな沖縄カルチャー描写からも一線を画しているので
ちょっとしたお得感もあり。


坂木司作品にしては食べ物描写がやや弱い印象ですが
食い意地で本読んでるわけではないから(笑)まあいいか!


心の箸休めにちょうどいい一冊です。

次回更新


わからん!予定は未定!!


…さすがに私事的にホントどう転ぶか、わからん状況に切羽詰ってきました…。


ひと段落着いたら宮部みゆきの『英雄の書』を自分のご褒美として設定してますが
読めるかどうかはまったく別の話だぜッ

ゲームは“FFCC小さな王様〜”も“セブンスドラゴン”も
ひとしきりプレイ終了したのでなんとか時間をつくって、両方とも完結させておきたいけれど…。


とりあえず…うん、まあがんばって生き抜こうと思います(おい)



ではそんなこんなで、本日はここまでッ