よむよむ読んだ報告特大版08’

今年もシメは読書枠まとめでッ!


…って、まあ例によって書いているのは新年明けてから…ごにょにょ。


低調気味の一年でしたが、冊数的には141冊!


前年の116冊と比べ、25冊増となりました。


躍進のきっかけはレンタルコミックでこれでジャンプ系を中心に
長編マンガを読んだのが大きくプラスになりました。



ホントこんなにジャンプ系漫画読んだ年はないよ…ッ


活字は少々サボり気味でしたが、それでもラノベを中心に
掘り出し物もありました。


ではではさっくりと月間MVPを出してまいりましょうッ!

1月

ホメロスを楽しむために (新潮文庫)

ホメロスを楽しむために (新潮文庫)


今年もお世話になった阿刀田先生の入門シリーズ。
友人からの借り物で、まったくもってお世話になっています。


他はコミックが2冊で計3冊。


今年前半は私事でひっちゃかめっちゃかだったので、まあこんなもんです。

2月

刀語 第一話 絶刀・鉋 (講談社BOX)

刀語 第一話 絶刀・鉋 (講談社BOX)


イキナリはじめちゃったよ西尾維新!!


おしくも完結作を年内に読みきれませんでしたが
今年の読み進めた貴重な活字本シリーズです。


禁じ手網羅式のストーリーに「いや…それをやったらッ」となったり
不毛な“まにわに萌え”に血道をあげたり、実に思い出深いです(笑)


他はレンタルコミックの利用がが始まって大量にコミックを読むハメに…
※基本、レンタル〜の作品は相方のチョイスです


全部で13冊ほど読んでいます。

3月

CLAYMORE 1 (ジャンプコミックス)

CLAYMORE 1 (ジャンプコミックス)


で、レンタルコミックではじめて読んだがこの『クレイモア』でしたッ


いんやー面白かった!!


自分には珍しい剣戟バトル漫画で、流血表現とかありますが
絵柄のせいか登場人物の多くが少女の容姿をしているせいか
独特の清涼感があって、ストーリーも深みがあって面白かったッ!


キャラクターも魅力的で、ジーンさんとかジーンさんとかジーンさんとか
読んでるこっちもかなり本気で血涙流しつつページをめくったモンです。


活字はラノベブギーポップシリーズの『沈黙のピラミッド』など。
こっちも血涙でページめくり系だったな…上遠野浩平のクオリティには毎度驚かされます。


合計冊数は8冊でした。

4月

花の下にて春死なむ (講談社文庫)

花の下にて春死なむ (講談社文庫)


開眼!北森鴻!!


今年の収穫には北森作品をたくさん読めたことがあるのですが
その皮切りはこの一冊でした。


内容的には蓮丈那智シリーズや『孔雀狂想曲』のほうが好みですが
この一冊がそれらの収穫を導き出してくれた最大の功労者であります。
その功績をたたえてMVPをッ!!


これも友人の借り物で頭が上がらんです。


他にはレンタルコミックでいきなり『リボーン』を読み始めたせいもあり
23冊とかなりの大量節でした。

5月

DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件

DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件


ジャンプ×新鋭作家その1


デスノ西尾維新のコラボですね〜。


あとであげる作品もそうですが、デスノでありながら西尾維新作品である
という意味で新鮮でした。


内容的にはそんなでもないケド(おい!)


他はワンピの読みの腰などを消化して5冊。

6月

スティール・ボール・ラン (1) ジャンプコミックス

スティール・ボール・ラン (1) ジャンプコミックス


ジョジョはいりました〜♪


世代的には3部!なのですが実はちゃんと読んでいなかったので
第7部が正式ジョジョ入門ということになるという…。


この月はなかなか好調で北森作品も“蓮丈那智”シリーズ2冊読んだり
人気野球マンガの『おきく振りかぶって』をちょっとかじったり。


総数24冊は今年2番目に多い数字です。

7月

The Book 〜jojo's bizarre adventure 4th another day〜

The Book 〜jojo's bizarre adventure 4th another day〜


ジャンプ×新鋭作家その2


今度は“ジョジョ”ד乙一”ですぞ!


コレも実にジョジョであり乙一作品でしたッ、お見事ッ!!


感想はここで述べるとネタバレになっちゃうので…でも良い作品だった…。
ヒトコトで言うと“不気味だけど切ない”といったところでしょうか?


他はなんと1冊しか読んでないので、計2冊です。


今年は読む月と、そうでない月の落差が激しいですな。

8月

虚空の旅人 (新潮文庫)

虚空の旅人 (新潮文庫)


毎度お楽しみの“守り人”シリーズ!


今回も年間ベストに上がるか?というほどの作品でした。
ホント上橋菜穂子女史にはうならされっぱなしですぞッ!


来年は“守り人”シリーズ以外にも手を出したいところです。


他は夏文庫消化で読んだ『空の中』など。
こちらはかなりの食あたり作品で、読むのも読んだ後も大変だった…。


前者とはちょっと対照的ですな…。
合計は6冊でした。

9月

機械仕掛けの蛇奇使い (電撃文庫 (0916))

機械仕掛けの蛇奇使い (電撃文庫 (0916))



コレが今年のMVP!!



すでに刊行からかなり経ってますが、読みたくてやっと読んでそして素晴らしかった!!
上遠野浩平作品のある種の頂点に上げていい一冊じゃないかなあとぞ…。


本自体の作りも豪華だし、ラノベの一時代の真骨頂を感じる一冊です。


読めてよかった!!ほんとに良かった


また、こちらも年間MVPレベルの『ばいばい、アース』も読み始めました。
冊数は4冊ですが、なんとも密度の濃い一ヶ月であることよ…ッ!

10月

桜宵 (講談社文庫)

桜宵 (講談社文庫)

螢坂 (講談社文庫)

螢坂 (講談社文庫)


同じ北森作品のシリーズもので連続して読んだので2冊MVP認定で。


北森作品は大人テイストのものが多いですが、
それでもある程度すらすら読めるところがスゴイです。


あとは珍しくスポーツ小説の『自転車少年期〜』を読みましたが
こちらは箸にも棒にもひっかかりませんでした。


次からはスポーツものは避けよう…。


合計は4冊。夏季〜秋季は体調がひどかったのでペースが落ちてますね。

11月

のぼうの城

のぼうの城


今年話題のベストセラー!


ベストセラー系は縁遠いのが常ですがコレは
シチュエーションからして直球ど真ん中だった上、面白かったので
もろ手を挙げて万歳三唱!!


面白さと同時に読みやすさも兼ね備えているのが美点のひとつ。
オノナツメ女史のカバーイラストも良いです。


他は毎年恒例の男子高校生魔女っ子変身ギャグ漫画(だよね?)
ブロッケンブラッド』3や北森作品随一の自分好み『孔雀狂想曲』なぞ
合計5冊でした。

12月

ばいばい、アースIV 今ここに在る者 (角川文庫)

ばいばい、アースIV 今ここに在る者 (角川文庫)


どっちを向いても“剣と魔法のファンタジー”!!


やっぱり好きです。やめられませんッ!異世界ファンタジー万歳!!


ということで2作品でMVP!!


両作品ともに初版刊行時からかなりたっていますが…


本は読めたときが読者的に旬なのです!!


新刊だけが、本ではないのだ!多少古い作品でもほんとにいいものは輝いて見えるのですよッ!


もともとジャンプ系バトル漫画の『ダイの大冒険』からコミックを読み始め
ラノベの『ロードス島戦記』や『破妖の剣』から活字に入った身。


何年経ってもやっぱりオチるべきところにオチるわけです(笑)


12月じゃ合計45冊!当然、いちばん本を読んだ月ということに
とはいえ12月分で記事を上げているなかには、11月に寝込んだときに
読んだものもあり、ここら辺の区切りはちと曖昧です…。


他は『永久帰還装置』『火村英生に捧ぐ犯罪』『ヴァルプルギスの後悔』など…
実際に密度も濃かったね!

まとめ


12月感想にも書きましたが…


ほんと“オチるべきところにオチた”一年でした。


前半は私事、後半は健康面でリアルな生活が脅かされる中で
どうしても胆力の要る本、読了に努力の要る本は避けがちになってしまい


結果、コミックが増え、ラノベが増え、普通の活字は減少傾向でしたが
それでもいい本に出合えたのは、自分の行いがいいからだ!と結論付けてゆきたいところ。


詳細は私事中心の双子ブログでですが、今年はさらに多忙を極める予定なので
しばらくは“読みやすく手軽なものを”の傾向は続きそうです。


コミックはバトル漫画ばっかだったから、そろそろ他のジャンルも読みたいなあ…(笑)
いままでの路線を継承しつつ、面白いものには貪欲に暮らしてゆきたい所存です。


さあ次は、読みたい本リストかあ!


あ、今年のリスト消化は24冊でした。
来年はもう少し読めると良いのですが…。


ではでは本日はここまでっ!