『自転車少年記〜あの風の中へ〜』
- 作者: 竹内真
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/10/30
- メディア: 文庫
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いくつになっても男は“少年”なんだなあ…という一冊。
……。
マイナスの意味でッ(おい)!
作中で序盤に人生は「良いことと同じように悪いことも起きる」とあるにもかかわらず、
結局基本いいコトしか書いてないじゃん!!という…
それ、ちょっと無くないか…人生そんなに甘かないよ〜。
自分で浮気して彼女に愛想付かされたのに東京から仙台まで自転車で走って会いにいったぐらいで、
よりが戻って作中で結婚までして子供もできちゃうなんてそんなのドリームも良いところだよ〜。
…とアレコレ文句と付けたくなったりと、なんだかストレスの溜まる仕様な具合でした。
いや、きっと自分が悪いんだよ…
こんなにイチイチ作中の“うまくいき具合”にいちゃもんつけてる人いないよ…
となんだか微妙な読み味でした。
背中がむずがゆくなるというか…。
ストーリーはともかくとして(おい)
作中で企画された八海ラリー(八王子日本海間自転車縦走企画)とともに作中人物が成長してゆくという構成自体は素晴らしかったと思います。
また、レーサー、MTB、ランドナー、クロスバイクから、まだ日本では普及度の低いハンドサイクルまで、多種多様なスポーツサイクルを取り揃え
長距離縦走から、ロードレース競技(描写ほとんど無いけど)、ヒルクライム、
初心に戻って補助輪はずしまで幅広い自転車の楽しみを余すところ無く盛り込んだあたりも意欲的でかつ、退屈にならずライトに楽しめました。
実際のサイクリングのおもしろさもちゃんと伝わってくるし。
あんまり深く突っ込みを入れずにライトに楽しむスポーツ小説としてはなかなか良いかもしれませぬ。
……。
む、良く考えたら単に、スポーツ小説自体が苦手なんじゃないか自分?
いまさら気づく時点でダメな気がしてきましたぞ…しょぼーん
次回予告
おかげさまで少しづつ“積ん読”が消化されつつあります。
実は実家のMy蔵書を引き取ってというお達しが来ていて
その関係上、新しい蔵書の場所を空けるためにも
“積ん読”の処理が優先事項として上がってきているのですな。
この勢いで読書しつつ、蔵書の整理も行ってゆく所存です。
んーでもそろそろマンガが恋しくなってきたので
なんか読んでみようかなあと思ったり思わなかったり。
まあスペース無いから借りることにはなるのだけれど。
そんなこんなの日々です。
セカキューはちょいと進んで氷竜に続き、金竜とヘカトンさんを倒せました。
アイテムドロップ?なにそれ、たべれるの?状態ではありますが…
実際3竜レベルではいまだに雷竜の逆鱗1枚しか獲れてないよ…とほほ
今回は根気が尽きそうなので3竜しとめて裏ボス倒したらそれで終わりそうな気配です。
クリアまで後一歩!ガンバロウ!!
ではでは本日はここまでッ