『狼と香辛料』1

狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)



珍しく深夜アニメの原作です。


一応、ラノベのくくりに入るのですが…



字が細かッ!



ラノベ史上まれに見る小文字具合!
内容も商売のお話がストーリーの柱になるので
それなりに頭も使うんだぜ!という…。


そもそも、アニメ初回にあまりにも心を鷲づかみされてしまい
視聴継続ついでに原作購入決めたわけですが


その動機は『金枝篇』がらみでした。


……。


最初はそれがらみで感想も書こう!とぞ思っていたのですが
書店で品切れてるのを取り寄せているうちに
よそ様ブログであまりに的を得たすばらしい記事を発見ッ!


語っても意味無いや!とあきらめてそこらへん省くことにして(おいおい)
内容にいってしまいますぞッ


ストーリーはアニメとほとんど変わらず


“行商人ロレンスと賢狼ホロの旅を描く”


…というもの、剣も魔法も妖精も戦争も出てこないファンタジー
一見、地味かな?と思わせておいてこれがなかなか深いのですな。



というかホロが可愛すぎだッ!



ロレンスのほうも「お前、狡くないか?」と聞いておりますが
ほんともう反則なまでにかわえええええええ!


アニメのあの絵で仕草で声で動いているホロも
それはそれでタイヘンによろしいのですが


原作で文字で事細かに描写されると
それはそれでまた格別にによろしいですなッ!


正直、自分の頭が商売関連のお話についていくのやっとだったのですが
ホロにつられてなんとかがんばれたぜ!というていたらく…*1


むしろ作者側としてはこれで「してやったり!」なのやも知れませぬな…。


そういや先週の活字本が西尾維新の『刀語り』の1巻で
“ノベルスのラノベ化”を感じさせる作品だったのですが


こちら『狼と香辛料』はラノベのノベルス化”を感じさせる作品だったなあと。


内容といい、文字サイズといい…(笑)


まあ、ラノベとノベルスのくくりなんて、
もう、あって無いようなものかもしれませんな。


そもそもジャンルのくくりより
“面白い本を読んで面白いと言える”ことが一番ですしな。


さて、『狼と香辛料』、総じてなかなかに“面白い”読み味でした。
続巻もさっそく買ってきて読もう!

次回更新


来週の読書枠はそろそろミステリとか文庫本が恋しくなってきたので
そちらを…読める…といいなッ(予定未定)


漫画はワンピをキリがいいトコまで進めてるのでそれを


平日の更新は相変わらずゲーム記事でセカキュー2とモバサガです。


ではでは本日はここまでッ!

*1:文系文学部で経済ガン無視して大きくなってしまったからなあ…