『DAWN 冷たい手』6
DAWN?冷たい手 (6) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 作者: 上田信舟
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2007/11/24
- メディア: コミック
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そして今、つらく長い夜が明ける―
このように帯のうたい文句にあるように完結です。
前巻のスタンピードの話あたりから加速度的に話が転がってきましたが
完結編ともなれば、そのスピード推して量るべし
皆川君あたりから、もうすさまじい展開で
あんまりもったいないから詳細はあえて書かない方向で行きますが*1
うわあああ、せ、先生ーーーーッ
つか、荒谷ーーーーッ、おまえってヤツはああああ
というようにいろんな意味で絶叫展開。*2
終盤は…
「なんだよ、この王道!」→「誰がこんなベタを望むっていうんだ!」→「私だよッ!おもいっくそ、切望してたよ!!」→「ちきしょうやりやがったやりやがったよーーー!!」…以下略
という素晴らしい自分ツッコミ祭が開催されてましたな。
ラストはラストで
悠樹ーーーッ、おま…ッ
という超絶お約束エピローグおまけ漫画*3までついて
お買い得度無駄アップ!!
やーもう、毎巻、毎号*4長沢君のささやかな幸福を願いつつ
ホラーバイオレンススパイラル具合にハラハラしてきた甲斐があったなあと!
あーでも、もうあの先生の香ばしいまでの胡散臭さが拝めないとなると
ホント寂しいです
※そこらへんは脳内補完推奨ですな
ある意味、非常に地味な作品だったかもしれませんが
個人的にはけっこうな殿堂入りです。
次回作もダークな感じでなかなか主人公が幸せになれそうにない
そんな良心?に訴える作品を期待したいところです(笑)