『D・Gray-man』2


D.Gray-man Vol.2 (ジャンプ・コミックス)

D.Gray-man Vol.2 (ジャンプ・コミックス)



神田と組んで初任務の“土翁と空夜のアリア”編



かなり寂しい、というか悲しいというか、うら寂しいお話なのですが
なかなかに味わい深いお話に仕上がっておりまする。


最後の最後で主人公のアレンに希望を負わせて
ほんの少し救いを盛り込んでありますが悲劇成分が多くて
あまりWJらしいストーリーではないですな。


でも、そこがいいんだ!


ちゃんとアクマとのバトルも盛り込んで
それでいて軸にはグゾルとララのお話がどっしり据えてあって
まさに構成の妙といった珠玉のお話になったかと。


2〜3回読み直してみたりもするのですが
毎回、13夜のはじまりのグゾルとララのくだりが
絵といいセリフといい美しくて良いです。


さて、次は“巻き戻りの街”もうすぐ
アニメで見始めたあたりに追いつきそうですな。