第10幕感想!

『「泪」〜貴方と逢えて〜』


諸事情あって、やっとこロミ×ジュリ感想ッ!


ちと遅れましたがさっくりと参りましょうッ

みどころ


なんつう完膚無き“打ちひしがれ”回ッ!!


ある程度予想していたとはいえ、ジュリエットの打ちのめされ方が
かわいそう通り越して(製作者に)ツッコミいれたくなるほど
完璧すぎて、もうどうしていいんだかッ!



なんとか追っ手から逃げて、ティボルトに連れてこられたのは花街
自分の甘さをなじられて、どうしようもなく町を彷徨えば


「いくらだ?」とかオッサンに言い寄られて
ショックを受ければ振り出すのは雨


馬車に引っかかられて転倒→いきなりひっぱたかれるコンボ!
挙句の果てに野良猫にまで拒絶させられるッ!



なんだこのウレシくない“王道”演出ッ!!


そら、裏門の兵士さんもあんな“打ちひしがれ”度MAXな娘さんが
フラフラよろけてきたら、通しちゃうよなあ…。
「よっぽど酷い目にあわされたんだろうなあ」って思うよなあ……。


脚本家さん、調子乗りすぎです!(褒め言葉)


ジュリエットの打ちのめされ方が酷ければ酷いほど
逆にポーシアに拾われたとき、ロミオに再会できたときの
安堵感が際立つ訳ですがッ


ここで逃避行展開かッ!


いや、王道ラブロマンス的には正答なんだけど少々驚きましたぞッ


フランシスコさんとかキュリオさんとかコンラッド老とかどうなるんだよう…
あと、ペンヴォーリオ君とか*1


もちろん長いアニメーション作品、ここで逃避行パートに入っても
少ししたら破綻して怒涛の革命パートへ!となるのでありましょうッ!


しばしの刹那的ロマンス逃避行はこれからの布石と割り切って
楽しんでまいりたいところですな。

本日のMVP


今週はポーシアさんでッ!


ロミオのお母様、ということで登場した彼女ですが
ひょんなことからロミオとジュリエットの再会の橋渡し役に。


最後の修道院の裏口のシーンなぞ見ても
かなり複雑な気持ちだったのじゃないのかなあ…。


回想のカンジでは夫モンタギューのクーデターについては
寝耳に水、といった印象だったし
彼女の視点から語られた事実以上のことがどこかに隠されているのだろうな
…といったところ


いまのポーシアさんは、完全に中立の立場、あえて言えばロミオの味方である訳だけれど
やがてモンタギュー家が父と子で分かれるようなことがあれば
またそこで彼女がクローズアップされてくるかな?


うーん、しかしいずれにしてもつらい立場であることには変わりないか…。


今回のジュリエットほどの打ちひしがれ度ではないけれど
ポーシアさんもなかなかに悲運の女性ですな。

次回更新


体調不良と私事とで立て込んでいるので
もしかするとこのまま土曜ぐらいまでお休みやも…


あげられたらセカキューぐらいか。


今回こそは土曜日にちゃんとロミ×ジュリを更新したいところです。


それと、もうすぐこのへっぽこコブログのカウンタが
5万などという大それたところに届きそうなので
そうなったら何かしらは記事を書ければよいなあと
目論んでおりまする。


ではでは本日はここまでッ

*1:今週出番なし!