『しゃばけ』

しゃばけ しゃばけシリーズ 1 (新潮文庫)

しゃばけ しゃばけシリーズ 1 (新潮文庫)


読もう読もうと思いつつ友人嬢に先を越されたので
挽回すべく、1日でがっつりと読み通しました!


時代劇なのですが語り口が現代風で
日常的に妖怪がのほほんと闊歩していたりして
ちょっと浮遊感のある物語でした。


日本ファンタジーのベル大賞受賞作ですが
ジャンルとしては広義のミステリですかな?


ただデビュー作だからか時々地の文の繋がりがあいまいだったり
ノローグ的な部分が随所に入っていたりと
ちょと読みにくいところもあったり…。


ハートウォーミング系とみせかけて存外シビアな気のするラストも
もう少し明るくても良かったかなあと個人的には思いまるす。
※これはただ単にハヤシがハッピーエンド好きなだけかも…


続編ありモノなので、そんな些細な点は
書き進んでゆくにつれ、解消されてしまうだろうから
これから!これから!な作品でございます。


ちなみに身内に貸したら大ウケでした!


ハヤシとしても続編気になったのでさっそく続巻購入ッ


実はけっこう気に入っちゃったみたいですな(笑)


近いうちにまた読み勧める所存です。