ＺＥＧＡＰＡＩＮ〜ゼーガペイン〜第２５話感想！

ゼーガペイン FILE.04 [DVD]

『舞浜の空は青いか』

見ててよかったよ！ゼーガペインっ！！

やー、前回は正直どーしよーかと思いましたが、この巻き返しは凄かったッ！！

途中、２回ぐらい泣きかけましたぞッ！*1

ではでは感想さっくりまいりましょうッ！！

バトルＩＮ舞浜

積層化ＱＬチャージでエネルギーも気合も充填なアルティール

まずは舞浜サーバルーム戦！！

って、ガルダがまだ墜ちてなかったッ！！

えんらい勢いでマインディエの黒蛇ビームを当てられつつ
なんとかサーバを守ってるガルダのルーシェンにとどくキョウの声…

キョウよ！メイウーの名前の読んでやれよッ(笑)

ともかくマインディエに隙を作るべく
必死にホロボルト→足止め(文字通り)なガルダが実に王道で王道で…

ガルダは良くやった！良くやったよッ！！
※なんだか機体をほめてあげたい気分…もう出番ないだろうし

ルーシェンも死地に一緒についてきてくれたメイウーに
さりげなくフォローを入れてあげてて良かったですぞッ！

しかもちゃっかり舞浜サーバに水揚げされてるしッ！
ちょと力技だったが戦死は回避できたので、嬉しい限りでございますッ！

ガルダの時間稼ぎに、背後からアルティールの積層化ＱＬ効果の伸縮カタナで一閃！
も良かったなあ…

というかマインディエのベンリ“魔方陣”のない背後から攻撃
…ってのが、弱点というのが盲点だったりとか…ね。

もう一押し！ってところで、バトルステージは舞浜に…

バトルIN舞浜はシュールですな！

サーバ内の日常世界に“異物”として出現するマインディエ。
当たり前の日常世界にいきなり超兵器出現→破壊行為。

量子化して消えてゆく見慣れた風景が
特撮かさもなければ映画のように感じられたり…。

視聴者的にも(良い意味で)違和感やギャップが感じられて
ラストバトルを舞浜にもってきたのは英断ですな！！

正直、高校を攻撃してきたマインディエを盾多面展開で守ったアルティールが校庭に着地→グッと下からのアオリでＢＧＭの流れは鳥肌でしたぞッ！！

微力ながら舞浜サーバ内のキャラクタだった
不良三人組＋ミズキ＆トミガイが参戦するのもちょっとグッときたり…

投石ってどーよ！

とも思わなくもないですが(笑)、そこは重要なのは行為そのものじゃなくて
そこにこめられていた意思の力かなあと。

みんな半セレブ化してたしね！
※セレブ連がバリア張ってたし、そういう効果があるのだろう

少々、アビス＆シンの最後があっけなかった気もいたしますが
投石にひるむあたりはおそらく“魂がない”であろう復元者が
“古い細胞”＝“進化の過程でそぎ落としてしまったもの”に
不快感を覚える…といった描写だと思うので、なかなか凝っているなあ…と

当座のラスボス機体にしては、あっさり風味なので
もしかしたら最終回になんがしかくるかも知れませぬなッ！

ガルズオルム

ＯＰでキャストに出たから「おおッ！ＡＩ衆復活っ！」と思いきや

　　　簡単に言うとぉ　あたし達　のっとられちゃいましたぁ！

…って、ちょっと、あんた達ィ！！

おおお…ぅ…先週のあの燃えっぷりを返せーーーッ！
しかもみんな軒並み“Ⅱ”なのにフォセッタだけ“Ⅲ”だし！

そこは…笑うところですか…ッ

…とまあそれはいいとして、舞浜バトルの最中にあれこれと
のっとられＡＩ衆がガルズオルム側の目的や
ついでにシズノ先輩の正体まで暴露してくれましたな…

シズノ先輩＝イェルは人口の幻体

“ゆらぎ”が組み込まれている彼女は、反応や思考だけトレースして作成されたＡＩとは違う、いわば“人口の魂”を持った存在…というところですかな？

そういやシマ指令とく２人で出てたのは
初の幻体であるシマ・オリジナルと人口幻体であるイェルが
ある意味、対だった…ということも踏まえているのかなあとぞ…
身勝手予想をしてみたり

んー、でもちょっとここまで正体、引っ張んなくてもとは思いましたが
ミナト副指令とキョウの

　　　なに言ってるのシズノ！あなたは仲間よ！

　　　そんなことォ　あったりめえだぜええええ！！！

…がめっさよろしかったので、もうそれだけで良しッ！！

デフテラの侵食具合や軌道基地破壊作戦の進捗に触れられてたのも
最終回への布石として良い具合ですな。

……。

ところでのっとられＡＩ衆、男性陣はあまり変わっていない気がするのに
オペ娘３人衆のハジケっぷりがびっくりでしたぞ！！

…でも、ディータ姐さんはこっちのが良かったりとか…(ぼそッ)
※「おもどりなさいよ…」が冷酷でちょっと良かった

舞浜の空は青いか

ついにここで悲願の実体化がッ！！

…ってキョウ一人だけかーーーッ！

これは…この展開は……予想できなかった……ッ

理由が“レバーがちっさいので人間じゃないと押せないよ！”という
激アナログなところが、オイオイ！ではありますが

もともとゼーガAIにまでどこかの回の次回予告で
「可能性が０に近いじゃなくて、０だよね！」といわれていた最終作戦…

ひょんなところに落とし穴があったところでそれがどうした！！

むしろ“レバーが押せなくてバットエンド”よか、ぜんぜん良いよッ！

さて、そんなリザレクション第一号はキョウなわけですが…

おそらくはキョウが志願したんだろうなー、と

アンタ、主人公中の主人公だよーーッ
最近こればっか叫んでるなあ(笑)

ここまで清々しく主人公気質を貫いてくると熱血気質も見ていて爽快ですな！
ちくしょう！良い漢だよッ！！

さて、再生したキョウの使命はミニ化した舞浜サーバの回収と地球への帰還、
そしてリザレクションシステムの完成を待つことですが…

こんなところでウラシマ効果かッ！！

未知の技術が多用されたシステムを解析するのにリアル時間を過ごすキョウと
ループをくりかえす舞浜サーバとの相対時間は離れるばかり。

そのずれは１０年か…２０年か……それとも……。

ＳＦモノの王道落ちなんだけど、まさかゼーガでお目にかかるとは思わなかった！

ハヤシはこのオチ弱いんだよなあ……。

再生出発のときにプールサイドでリョーコとまさに
“キスしてグッバイ”なわけですがッ！

行ってしまったキョウに呼びかけるリョーコが切ないよッ！！

現実に戻ってゼーガ内のお供はシズノ先輩なわけですが…

こっちも切ないーーーーッ！

肉体再生にともなう追加効果か前Verキョウの記憶も取り戻して

　　　いくぞ　シズノ

　　　…はい

やっと、やっと、やっと………

シズノ先輩にも報われるときがァ！！

その前の触れないんだけど、顔を見合わせてにっこりのシーンも
２人がいろんなものを乗り越えてきたんだなあとちょっと感無量！

……というかアレですよッ！！

ＷスタンダードＥＤバンザイっ！！

リョーコもシズノ先輩もある意味ハッピーエンドで切なさも特盛りという…

これ以上の展開があろうかーーーッ！！

おおおおおッ…もーこれだけで見続けて来たかいがあったよッ！

ゼーガぐらいのお気に入り作品になると、全キャラクター好き状態が発動しているので(笑)
最終回の最後のオチの前に、どう転んでゆくとしてもここで“救い”を盛り込んでもらえればあとはもう、どんなエンドでもバッチこいですぞッ！！

ありがとう、ありがとうゼーガペイン！
この素晴らしい作品をハヤシは忘れませぬぞッ！！

……。

…って、まだ最終回じゃないからッ！！

ホント毎回、最終回クオリティで感服いたしますが
泣いても喚いても次回が最後！

最後までがんがって視聴してまいりたいです。

次回更新

ついでにちょっと気になったことを箇条書きで…

・ゼーガで地球に帰還って、生身で量子ポータル使えるのか？
・それともゼーガで飛んで…って、大気圏突入は平気なのか？
・アークとの最期の地、カフェ爆発→クリスの「ちょといってくるわ」は
　そこはかとなく名シーンだと思う
・そんなわけで多分、次回フリスベルグ最後の見せ場だ！
・メイイェンも最後の見せ場だ！たぶん！
・さりげなくイリエ先輩は格好良かった！
・でも同じぐらいクロシオ先輩が活躍しても「偽ブライト艦長のクセに！」
　としか思えない不思議(笑)
・ミナト副指令、今日もがんばった！かわいかった！
・正直、ＡＩ衆にはもう一度、こっち再サイドに来て欲しい…　
・つか、次回で最終回なんて…ッ！

…うっわ、ちょっとのつもりが多いなあ…

明日はまたも卑怯者更新で小ネタ祭の続きを…。

ではでは本日はここまでッ

*1:ハヤシは感動症です