機動戦士Zガンダム・DVD2巻感想
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2001/07/25
- メディア: DVD
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どなた様もこんにちは〜。
やっとこッ!Z・DVDの第2巻感想でございますッ
レンタルで1回目、映画で2回目、今回手もちDVDということで内容的には3回目の視聴。
設定や政局が頭に入っている分、じっくりストーリーが追えたかと存じます。
激!重だけどねッ
良くも悪くもセンシティブで突き抜けたのがZの持ち味でございますッ!
導入部終わってひと段落〜などということもなく
怒涛のように責め立ててまいりますぞッ!
2巻は3〜6話で“カプセルの中”“父と子と”等、親子エピソードが中心になってるんで、重さもひとしお…
映画のときは「あれ?尺、早くないか」と思ってみてましたが
アレンジのないTV版でも意外と初期の話だったのですなあ。
ではでは段落分けて、感想参りましょう!
カプセルの中
…なんど見ても重いッ!
これは軽くトラウマな人もいるのでは?
特に今回、軽妙洒脱だったエルガイムからの流れで見てるので
ボディブローのごとく効きまするッ!
本放映時のリアル視聴者はドン引いたんじゃないのかなあ…。
それはともかく、この作戦で一番の被害者はもちろんカミーユですが
一番の貧乏クジはジェリドだったんじゃないのかな〜と。
1話のカミーユ乱入事件がこの人の“悪運”のツキはじめですが
決定打はやっぱりこの事件でしょうッ!
「なんなんだ…この不愉快な感覚は」(うろ覚え)
…って、それを突き詰めて考えないのが
またジェリドのジェリドたる所以というか、なんというかッ
対してエマさんは、カプセルの中の人影はホログラムではなかったのか?
本当に人が入っていたのか?とマークⅡの手元までしっかり確認しているのが流石ですな。
次の回ではサブタイ*1どうりにちゃんと寝返ってくれるし!
父と子と
カミーユの両親話はまだまだドン凹みで続くわけで…
母ヒルダ・ビダンは軍の技術者だったとはいえ完全にバスクに利用されて殺された人でしたが、父フランクリン・ビダンはどうだったかというと……
自業自得だよッおっさん!!
どーにもしょうもない人だ(笑)
こんな身内を持つと大変だよ、というお手本のような人ですなあ…。
そりゃあ妻にだって愛想尽かされちゃうさ!
しかもその愛想の尽かされ方までひどくて、息子カミーユの精神形成に被害甚大という…。
単純に“仕事に夢中で子供を顧みない母パターン”だと
F91のシーブック親子もそうだけど、こっちは父親がしっかりしてるし
Vガンのウッソ君のははミューラ・ミゲルもそういう人だったけど
こっちは息子のウッソ君がしっかりしてるし(笑)
※しかし死にっぷりは伝説の“ヘルメット”だが…
親子の不仲、親の不在はガンダムシリーズに良くあることだけど
家庭のすさみ具合は、地味でリアルゆえにカミーユが一番不幸かもしれませぬッ
「僕は両親に親を矢手ほしかったんですよ!」
っていう叫びはリアルだよなあ…ほんとに…。
次回更新
TVシリーズで改めてZみると、ホント展開が矢つぎばやですなッ!
つか、ライラさんッ!もう次回でおさらばですかーーッ!
初期の強敵のイメージがあるからか退場がより早く感じるッ
強くて勝気でいい女性なんだけど、キャラクターのバッサリ具合の情け容赦のなさはスゴイよなあ…
そんなわけで次のZは“30番地事件”
気を引き締めてまいりたいとぞ思いまするッ!
さて、明日ですがちょっとお休みで。
あさって水曜にはそろそろ巌窟の各話をあげたいところです。
木曜はゼーガですが、予定が入っているので
またも2週いっぺんに感想更新になりそうな予感ひしひし…。
なにとぞご了承ねがいまする。
ではでは本日はここまでッ!
*1:“エマの脱走”