『楽しい古事記』

楽しい古事記 (角川文庫)

楽しい古事記 (角川文庫)


以前から本読友人に薦めてもらっていた阿刀田先生
角川夏文庫フェアを機に初挑戦でございますッ!


友人いわく阿刀田先生のこの手の本は…


   なんとなーくわかった気になれます


…とのこと、うん!まさにそんな感じ!!



大学(文学部)を出てはや×年、日に日に知識は衰えるわ
ちょっとは年相応の教養を学びたいわ


でもさすがに古事記全文“わかる”必要はないわけで…
※日常生活でそれほど役にも立たないし(笑)


そういう痛いトコロを良いカンジに補完してくれまする。


「あーそうそう出だしこんな感じだったわ〜」とか
「このエピソード好きだったな〜」とか
「へー、ここの神社の縁起ってこんなところにあったんだ〜」と


かるーくおさらい&新発見できるのがありがたいッ!


文章もエッセイということで読みやすく
こういう本にありがちな下ネタへの逸脱(笑)も品のあるところまでで許容範囲


要所要所に入ってくる阿刀田氏の現場旅行記も面白いしで
サクサクと読み進むことができましたぞ!!


そして読後はちゃんと“なんとなーく解った”感が残るという
じつに実りのある読書でした(笑)


他出版社のようですが他にも多数シリーズ出ているらしいので
おいおい手を伸ばしてゆこうと画策中。


次は“わかった気になりたい”文豪No1のシェイクスピアでいこうかなあ…