『ちぐはぐな部品』


ちぐはぐな部品 (角川文庫)

ちぐはぐな部品 (角川文庫)


星新一体験2冊目でございます〜。


前回の『きまぐれロボット』はSFモノショートショートのみでしたが
これはSF、ミステリ、時代物…等々
バラエティ豊かに仕上がっておりまする。


統一性を求めるなら『きまぐれ〜』に軍配が上がりまするが
〝あれこれ楽しみたいッ〟という欲張り派?にはオススメでございます。


ちょい長めの短編的なものも含まれていて
軽妙洒脱なものから、ちょっと考えさせられる内容まで
読み味も幅ひろいのがまた良い具合。


個人的にツボだったのは…


大岡越前の有名な逸話をもじった『名判決』
名前のとおりのパロディもの『シャーロックホームズの内幕』
落語ネタの変化球『ネチタラ事件』


読み味深いところをもってくると
『凍った時間』『神』『壁の穴』ですかな?


そういえば『いじわるな星』は星の見せる幻というあたりで
ソラリス』とか『帝国よりも大きく緩やかに』を思い出しましたな…


そこまで哲学的な範疇に張り込まないで、さらっと読めちゃうのが逆にスゴイ!


角川の夏文庫ブックカバーねらいで一冊決めかねている方、
ちょっとの時間に読書を楽しみたい方のオススメでございますッ!!

次回更新


……なのですがッ!!


えー現在、パソの電源ボタンが陥没してます…orz


,ちょ、ちょ、ちょっと怖いですな……この状態で使うの……。


ということで、修理に出そうかなと……。
週後半には実家帰省するので、実家パソでいけそうですが
それまでお休みするかとぞ思いまする。


も、もうしわけなく…申し訳なく…。


ではではほんじつは…ここま…で…ッ……。